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ま‐たび【真旅】🔗🔉

ま‐たび【真旅】 本当の旅。長期の旅行。「旅とへど―になりぬ家の妹(も)が着せし衣に垢(あか)つきにかり」〈万・四三八八〉

また‐びさし【又×廂・又×庇】🔗🔉

また‐びさし【又×廂・又×庇】孫廂(まごびさし)」に同じ。

また‐ひばち【×股火鉢】🔗🔉

また‐ひばち【×股火鉢】 火鉢にまたがるようにしてあたること。

また‐ぶり【椏】🔗🔉

また‐ぶり【椏】(また)になった木の枝。「―に、山橘(やまたちばな)つくりてつらぬき添へたる枝に」〈源・浮舟〉

またへい【又平】🔗🔉

またへい【又平】 吃又平(どものまたへい)文楽人形の首(かしら)の一。吃又平からきた名称。純朴で、お人好しの滑稽役に用いる。

ま‐たま【真玉】🔗🔉

ま‐たま【真玉】 玉の美称。「―なす吾(あ)が思(も)ふ妹」〈記・下・歌謡〉

また‐また【又又・復】🔗🔉

また‐また【又又・復】 [副]「また」を重ねて強めた言い方。またもや。「―失敗に終わる」

まだ‐まだ🔗🔉

まだ‐まだ [副]まだるっこく感じられるさま。ぐずぐず。だらだら。のんべんだらりん。「―ながらへ、臆病者、腰抜けと指さされんは」〈浄・嫗山姥〉

まだ‐まだ【未だ未だ】🔗🔉

まだ‐まだ【未だ未だ】 [副]《「まだ」を重ねて、強めた言い方》いまだに。いまでも。「春は―来ない」「―一人立ちできない」もっと。さらに。「これから―寒くなる」

またま‐つく【真玉付く】🔗🔉

またま‐つく【真玉付く】 〔枕〕玉をつける緒の意から、「を」と同音を含む「をちこち」「をち」にかかる。「―をちこち兼ねて言(こと)は言へど逢ひてのちこそ悔いにはありといへ」〈万・六七四〉

またま‐で【真玉手】🔗🔉

またま‐で【真玉手】 手の美称。「―玉手さし枕(ま)き」〈記・上・歌謡〉

また‐みる【×俣海松】🔗🔉

また‐みる【×俣海松】 《茎が多数に分岐しているところから》海松(みる)の別名。

またみる‐の【×俣海松の】🔗🔉

またみる‐の【×俣海松の】 〔枕〕同音の繰り返しで、「また」にかかる。「―また行き帰り」〈万・三三〇一〉

マダム【フランスmadame】🔗🔉

マダム【フランスmadame】 既婚女性に対する敬称。夫人。奥様。姓または姓名の前に付けても用いる。「有閑―」バー・喫茶店などの女主人。

大辞泉 ページ 14093