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むらさき‐の‐そで【紫の×袖】🔗🔉

むらさき‐の‐そで【紫の×袖】 四位以上の人が着用した袍(ほう)のこと。

むらさき‐の‐ちり【紫の×塵】🔗🔉

むらさき‐の‐ちり【紫の×塵】 《和漢朗詠集・上の「紫塵(しじん)の嫩(わか)き蕨(わらび)は人手を拳(にぎ)る」の「紫塵」の訓読み》ワラビの芽。「武蔵野のすぐろが中の下蕨まだうら若し―」〈長方集〉

むらさき‐の‐にわ【紫の庭】‐には🔗🔉

むらさき‐の‐にわ【紫の庭】‐には 《宮城の意の紫微宮(しびきゆう)から》宮中の庭園。禁苑(きんえん)。「―ものどかにかすむ日の」〈月清集〉

むらさき‐の‐ほし【紫の星】🔗🔉

むらさき‐の‐ほし【紫の星】 紫微星(しびせい)のこと。天子にたとえられる。「日の光重ねて照れば―も二つに色やなるらむ」〈類従本伊勢集〉

むらさき‐の‐みや【紫の宮】🔗🔉

むらさき‐の‐みや【紫の宮】 《宮城の意の紫微宮から》中宮・皇后の異称。

むらさき‐の‐ゆかり【紫の縁】🔗🔉

むらさき‐の‐ゆかり【紫の縁】(くさ)の縁(ゆかり)」に同じ。「かの―尋ねとり給ひて」〈源・末摘花〉

むらさき‐のり【紫海苔】🔗🔉

むらさき‐のり【紫海苔】 アサクサノリの別名。

むらさき‐はしどい【紫丁花】🔗🔉

むらさき‐はしどい【紫丁花】 ライラックの別名。

むらさき‐ぼうし【紫帽子】🔗🔉

むらさき‐ぼうし【紫帽子】 歌舞伎の女方が前髪を剃(そ)ったあとにつけた紫縮緬(ちりめん)の布。をかぶった若衆。「中にも―が取り徳ぢゃ」〈浮・置土産・五〉

むらさき‐ほこりかび【紫××黴】🔗🔉

むらさき‐ほこりかび【紫××黴】 ムラサキホコリカビ科の変形菌。朽ち木上などに群生する。変形体は白くアメーバ状で、成長すると表面から、柄をもつ暗紫褐色の円柱状の胞子嚢(ほうしのう)を多数出す。

むら‐ざと【村里】🔗🔉

むら‐ざと【村里】 田舎で、人家の寄り集まっている所。村落。むら。

むら‐さめ【群雨・×叢雨・村雨】🔗🔉

むら‐さめ【群雨・×叢雨・村雨】 ひとしきり激しく降り、やんではまた降る雨。にわか雨。驟雨(しゆうう)

むらじ【連】🔗🔉

むらじ【連】 古代の姓(かばね)の一。大和朝廷から神別(しんべつ)の氏族の首長に与えられた。臣(おみ)と並ぶ最高の家柄。連姓のうち有力者は大臣(おおおみ)とともに大連と称して政権を担当した。天武天皇が制定した八色(やくさ)の姓(かばね)の第七位。

大辞泉 ページ 14653