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おう‐ぎし【王羲之】ワウ‐🔗🔉

おう‐ぎし【王羲之】ワウ‐三〇七〜三六五]中国、東晋の書家。琅邪臨沂(ろうやりんき)(山東省)の人。字(あざな)は逸少(いつしよう)。その書は古今第一とされ、行書「蘭亭序」、草書「十七帖」などが有名。書聖と称される。子の王献之とともに二王といわれる。

おうぎ‐しょ【奥義書】アウギ‐🔗🔉

おうぎ‐しょ【奥義書】アウギ‐ 奥義を説き記した書物。

おうぎしょう【奥義抄】アウギセウ🔗🔉

おうぎしょう【奥義抄】アウギセウ 平安後期の歌学書。三巻。藤原清輔(ふじわらのきよすけ)著。天治元年(一一二四)から天養元年(一一四四)の間に成立。序と式(上巻)、釈(中・下巻)に分かれ、式は六義や歌病などについて解説、釈は和歌の語句の注釈。

おうぎ‐ずもう【扇相撲】あふぎずまふ🔗🔉

おうぎ‐ずもう【扇相撲】あふぎずまふ扇引き」に同じ。

おうぎ‐ぞめ【扇染(め)】あふぎ‐🔗🔉

おうぎ‐ぞめ【扇染(め)】あふぎ‐ 染め模様の一。扇形をしたものの中に、花鳥・人物などを染め出したもの。

おうぎ‐だるき【扇垂木】あふぎ‐🔗🔉

おうぎ‐だるき【扇垂木】あふぎ‐ 放射状に配置された垂木。禅宗の寺院建築に用いられる。

おうぎ‐づかい【扇使い】あふぎづかひ🔗🔉

おうぎ‐づかい【扇使い】あふぎづかひ 扇を使うこと。扇であおぐこと。

おうぎ‐ながし【扇流し】あふぎ‐🔗🔉

おうぎ‐ながし【扇流し】あふぎ‐ 金や銀の美しい扇を川に流して興じる遊び。室町時代、大堰(おおい)川で行われたものに始まるという。扇が水に流れていくさまを図案化した模様。

おうぎ‐の‐が【扇の賀】あふぎ‐🔗🔉

おうぎ‐の‐が【扇の賀】あふぎ‐ 夏季に行われる長寿の祝い。

おうぎ‐の‐はい【扇の拝】あふぎ‐🔗🔉

おうぎ‐の‐はい【扇の拝】あふぎ‐ 平安時代、宮中で、孟夏(もうか)の旬(しゆん)に群臣を召して扇を賜った儀式。《季 夏》「庭の余花―に罷(まか)り出づ/月斗」

おうぎ‐の‐まと【扇の的】あふぎ‐🔗🔉

おうぎ‐の‐まと【扇の的】あふぎ‐ 扇を開いて竹の先に挟み、高く立てて弓の的にしたもの。

おうぎ‐ばこ【扇箱】あふぎ‐🔗🔉

おうぎ‐ばこ【扇箱】あふぎ‐ 扇を入れる箱。特に、近世は足付きの台に載せて、祝いの贈り物にした。

おうぎ‐ばしょう【扇××蕉】あふぎバセウ🔗🔉

おうぎ‐ばしょう【扇××蕉】あふぎバセウ バショウ科の常緑高木。高さ一〇〜三〇メートル。葉は幹の先から左右二列に並んで出て、扇形になる。マダガスカル島の原産で、湿地に生え、葉鞘(ようしよう)にたまる水を旅行者が利用したことから、旅人の木・旅人木(りよじんぼく)ともいう。

大辞泉 ページ 1882