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おおはら【大原】おほはら🔗🔉

おおはら【大原】おほはら 京都市左京区の地名。比叡(ひえい)山の北西麓に位置し、三千院・寂光院などがある。大原女(おはらめ)の風俗が残る。柴漬けの産地。おはら。奈良県高市(たかいち)郡明日香(あすか)村小原(おはら)のこと。藤原鎌足の生地と伝える。《歌枕》「わが里に大雪降れり―の古(ふ)りにし里に降らまくは後(のち)」〈万・一〇三〉

おおはら【大原】おほはら🔗🔉

おおはら【大原】おほはら 姓氏の一。

おお‐はらい【大払ひ】おほはらひ🔗🔉

おお‐はらい【大払ひ】おほはらひ 大みそかの支払い勘定。「ここにて年をとるが我等が家の嘉例といふは、―の借銭(しやくせん)すましかねるゆゑなり」〈浮・胸算用・四〉

おお‐はらい【大×祓】おほはらひ🔗🔉

おお‐はらい【大×祓】おほはらひ 「おおはらえ」の音変化。

おお‐はらえ【大×祓】おほはらへ🔗🔉

おお‐はらえ【大×祓】おほはらへ 毎年、六月と一二月のみそかに、諸人の罪やけがれをはらい清めるため、宮中や神社で行われる神事。六月を夏越(なごし)の祓(はらえ)・夏祓、一二月を年越しの祓という。古くは、朱雀門(すざくもん)前で、親王・大臣をはじめ百官を集めて行われ、大嘗祭(だいじようさい)や疫病流行などのときには臨時に行われた。中臣(なかとみ)の祓。おおはらい。《季 夏・冬》

おおはらえ‐の‐ことば【大×祓の詞】おほはらへ‐🔗🔉

おおはらえ‐の‐ことば【大×祓の詞】おほはらへ‐ 大祓に読み上げる祝詞(のりと)。古くは、中臣(なかとみ)氏が宣読した。延喜式に所収。

おおはら‐ごこう【大原御幸】おほはらゴカウ🔗🔉

おおはら‐ごこう【大原御幸】おほはらゴカウ おはらごこう(大原御幸)

おおはら‐しげとみ【大原重徳】おほはら‐🔗🔉

おおはら‐しげとみ【大原重徳】おほはら‐一八〇一〜一八七九]江戸末期の公卿。尊王論を唱え、安政の大獄に連座。幕政改革に尽力。維新後は参与。

おおはら‐しゃかいもんだいけんきゅうじょ【大原社会問題研究所】おほはらシヤクワイモンダイケンキウジヨ🔗🔉

おおはら‐しゃかいもんだいけんきゅうじょ【大原社会問題研究所】おほはらシヤクワイモンダイケンキウジヨ 大正八年(一九一九)、大原孫三郎が大阪に設立した学術研究所。のち東京に移り、第二次大戦後、法政大学に移管。労働運動関係の貴重な資料を所蔵。

大辞泉 ページ 2006