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おく‐がた【奥方】🔗🔉

おく‐がた【奥方】 貴人の妻の敬称。夫人。《「おくかた」とも》奥の間(ま)のほう。「今日は―へ召され、姫君様よりお料理を下さるると承る」〈浄・反魂香〉奥州方面。「―に知召(しろしめ)したる人や御入り候」〈義経記・一〉

おく‐がろう【奥家老】‐ガラウ🔗🔉

おく‐がろう【奥家老】‐ガラウ 江戸時代、大名の家で奥向きの事柄を取り締まった家老。表家老。

おく‐ぎ【奥義】🔗🔉

おく‐ぎ【奥義】おうぎ(奥義)」に同じ。

おくきぬ‐おんせん【奥鬼怒温泉】‐ヲンセン🔗🔉

おくきぬ‐おんせん【奥鬼怒温泉】‐ヲンセン 栃木県北西部、鬼怒川源流付近の温泉群。八丁ノ湯・加仁(かに)湯・手白沢(てじろさわ)・日光沢などの温泉がある。泉質は単純泉・硫黄泉。

おく‐ぐち【奥口】🔗🔉

おく‐ぐち【奥口】 家の奥へ通じる出入り口。「時に―ざざめいて、はや御立ちと」〈浄・丹波与作〉反物の巻き口には品質のよい部分を出し、織りむらなどのある部分は奥のほうに巻き込んでごまかすこと。「絹物に―せず、薬種にまぎれ物せず」〈浮・永代蔵・四〉

おく‐けん【×臆見】🔗🔉

おく‐けん【×臆見】 おっけん(臆見)

おく‐ご【屋後】ヲク‐🔗🔉

おく‐ご【屋後】ヲク‐ 家のうら。家屋の背面。「―のそば畑をとおして」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉

おく‐こう【億×劫】‐コフ🔗🔉

おく‐こう【億×劫】‐コフ おっこう(億劫)

おく‐ごうらい【奥高麗】‐ガウライ🔗🔉

おく‐ごうらい【奥高麗】‐ガウライ 古唐津の茶碗の一。形は概して大ぶりで井戸形または熊川(こもがい)形。ごく薄い土灰釉がかけられ、火度によって種々変化している。

おく‐ごしょう【奥小姓】‐ごシヤウ🔗🔉

おく‐ごしょう【奥小姓】‐ごシヤウ 江戸幕府の職名。将軍の身近に仕え、大奥出入りのときに、その送迎をした小姓。主君の身近に仕える小姓。

おく‐ごてん【奥御殿】🔗🔉

おく‐ごてん【奥御殿】 江戸時代、将軍・大名などの屋敷で、奥のほうにある建物。居間・寝所、また夫人・側室などの住まいにあてた。

大辞泉 ページ 2080