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おそ・う【襲う】おそふ🔗🔉

おそ・う【襲う】おそふ [動ワ五(ハ四)]不意に攻めかかる。不意に危害を加える。襲撃する。「敵を―・う」「寝込みを―・う」「暴漢に―・われる」不意にやって来る。急におしかける。「新婚家庭を―・う」「清い香りがかすかに鼻を―・う気分がした」〈漱石・草枕〉風雨や地震などが起こって、被害を及ぼす。「津波が三陸沿岸を―・う」(多く受け身の形で)好ましくないことが、覆いかぶさるようにやってくる。「死の恐怖に―・われる」「激痛に―・われる」→魘(おそ)われる家系・地位などを受け継ぐ。「先代の跡を―・う」押しつける。のしかかる。「船は―・ふ、海のうちの空を」〈土佐〉 [可能]おそえる

おそ‐うし【遅牛】🔗🔉

おそ‐うし【遅牛】 《「おそうじ」とも》歩みの遅い牛。

遅牛も淀(よど)早牛(はやうし)も淀🔗🔉

遅牛も淀(よど)早牛(はやうし)も淀 京を出発した牛は、歩みが遅くても速くても、結局、淀に着くことに変わりはない。ものに遅速はあっても、結果においては同じであることのたとえ。

お‐そうそう【御草草】‐サウサウ🔗🔉

お‐そうそう【御草草】‐サウサウ [形動][ナリ]客あしらいの粗末であるさま。あいさつ語として使う。「茶も注(い)れねえで、余(あんま)り―だッけね」〈柳浪・骨ぬすみ〉

おそうそう‐さま【御草草様】おサウサウ‐🔗🔉

おそうそう‐さま【御草草様】おサウサウ‐ [形動][ナリ]「御草草」をさらに丁寧にいう語。

おそ‐うまれ【遅生(ま)れ】🔗🔉

おそ‐うまれ【遅生(ま)れ】 四月二日から一二月三一日までに生まれたこと。また、その人。同じ年の早生まれの子供より一年遅く就学するところからいう。早生まれ。

おそかれ‐はやかれ【遅かれ早かれ】🔗🔉

おそかれ‐はやかれ【遅かれ早かれ】 [副]時期に遅い早いの違いはあっても。いつかは。早晩(そうばん)。「―返事はよこすだろう」

おそ‐き【襲着・襲衣】🔗🔉

おそ‐き【襲着・襲衣】 上に重ねて着る衣。上着。「栲衾(たくぶすま)白山風の寝なへども児ろが―のあろこそ良(え)しも」〈万・三五〇九〉

おそき‐ひ【遅き日】🔗🔉

おそき‐ひ【遅き日】 〔連語〕《「遅日(ちじつ)」を訓読みにした語》春の日。日なが。《季 春》

お‐ぞく【汚俗】ヲ‐🔗🔉

お‐ぞく【汚俗】ヲ‐ けがれた風俗。悪風。

おそく‐も【遅くも】🔗🔉

おそく‐も【遅くも】 [副]遅くなったとしても。遅くとも。「―夕方までには帰る」

大辞泉 ページ 2158