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かしら‐がき【頭書(き)】🔗🔉

かしら‐がき【頭書(き)】 書物の本文の上欄に、注釈・批評などを書き記すこと。また、その注記。頭注。標注。とうしょ。脚本で、台詞(せりふ)の上に書いてある、その台詞を述べる役の名。

かしら‐じ【頭字】🔗🔉

かしら‐じ【頭字】 語句・文章・人名などの、初めの文字。頭文字(かしらもじ)」に同じ。

かしら‐だか【頭高】🔗🔉

かしら‐だか【頭高】 [名]ホオジロ科の鳥。全長約一五センチ。背は栗色で、腹は白い。春に雄は頭頂部とほおが黒くなる。頭の羽毛を立てる習性がある。アジア東部に分布し、日本では冬鳥で、畑や雑木林でみられる。たすずめ。かしら。《季 秋》[名・形動ナリ]矢が肩越しに高く見えるように箙(えびら)を負うこと。また、そのさま。「大中黒の矢―に負ひなし」〈義経記・五〉

かしら‐だ・つ【頭立つ】🔗🔉

かしら‐だ・つ【頭立つ】 [動タ五(四)]人の上に立つ。頭として一団の人々を統率する。「各組合の―・った人々を招集する」

かしら‐つき【頭付き】🔗🔉

かしら‐つき【頭付き】 尾頭(おかしら)付き」に同じ。「毎夜下物(さかな)は―にし酒は灘にし」〈露伴・いさなとり〉頭の格好。髪の形。頭髪の生え際のようす。「―をかしげにて」〈かげろふ・下〉

かしら‐ぬき【頭貫】🔗🔉

かしら‐ぬき【頭貫】 柱の上部を連結する貫。柱貫。

かしら‐の‐ゆき【頭の雪】🔗🔉

かしら‐の‐ゆき【頭の雪】 年をとって白くなった髪を雪にたとえていう語。「頭の霜」ともたとえる。「春の日の光にあたる我なれど―となるぞわびしき」〈古今・春上〉

かしら‐ぶん【頭分】🔗🔉

かしら‐ぶん【頭分】 集団の中で指導的な立場にある人。親分。首領。

かしら‐もじ【頭文字】🔗🔉

かしら‐もじ【頭文字】 欧文で、姓名のつづりの最初の文字。かしら字。イニシャル。欧文で、文章の始まりや地名・姓氏などの固有名詞の最初に使う大形の字体。キャピタル。大文字。

かしら‐やく【頭役】🔗🔉

かしら‐やく【頭役】 人の上に立つ役。長(ちよう)

かしらん🔗🔉

かしらん 《係助詞「か」に動詞「し(知)る」の未然形と打消しの助動詞「ず」の連体形の付いた「かしらぬ」の音変化》[終助]「かしら」に同じ。「何が言いたいの―」「あれでもすむ事―」〈滑・浮世床・初〉[副助]「かしら」に同じ。「毎日商(あきね)へから帰りにはの、何―竹の皮へ買って来ての」〈滑・浮世風呂・二〉

大辞泉 ページ 2859