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かた‐だ【堅田】🔗🔉

かた‐だ【堅田】 《「かたた」とも》水が乾いて土のかたくなった田。

かた‐だい【肩台】🔗🔉

かた‐だい【肩台】 肩の形を整えるために入れる、綿やフェルト製の詰め物。肩綿。肩パッド。

かた‐たがい【方違い】‐たがひ🔗🔉

かた‐たがい【方違い】‐たがひ方違え」に同じ。

かた‐たが・う【方違ふ】‐たがふ🔗🔉

かた‐たが・う【方違ふ】‐たがふ 〔連語〕《「たがふ」は下二段動詞》方違えをする。「大殿(おとど)へ―・へむとて渡り給ひにけるを」〈源・夕霧〉

かた‐たがえ【方違え】‐たがへ🔗🔉

かた‐たがえ【方違え】‐たがへ 陰陽道(おんようどう)で、外出するときに天一神(なかがみ)・金神(こんじん)などのいる方角を凶として避け、前夜、他の方角で一泊してから目的地に行くこと。平安時代に盛んに行われた。たがえ。かたたがい。

かたたがえ‐どころ【方違へ所】かたたがへ‐🔗🔉

かたたがえ‐どころ【方違へ所】かたたがへ‐ 方違えのため一時泊まりに行く家。「忍び忍びの御―はあまたありぬべけれど」〈源・帚木〉

かた‐たたき【肩×叩き】🔗🔉

かた‐たたき【肩×叩き】 [名]スル凝りなどをほぐすために、肩をたたくこと。また、その道具。相手の肩を軽くたたいて、頼んだり勧めたりすること。特に、退職勧告をすること。

かた‐だより【片便り】🔗🔉

かた‐だより【片便り】 手紙を出しても、相手からは返事が来ないこと。「其の時は―で、今日まで知らずに居たんですよ」〈鏡花・白鷺〉一方からのみ便りをする便宜があること。片便宜(かたびんぎ)。「―なればこの返しもせずなりぬ」〈為忠集・詞書〉

かたち【形・容】🔗🔉

かたち【形・容】 見たり触れたりしてとらえることができる、物の姿・格好。物体の外形。「山の美しい―」「影も―も見えない」まとまり整った状態をもって表にあらわれた、物事の姿。形態。「合議制の―をとる」「文章の―を整える」実質に対して、表面上の姿・格好。外形。外観。また、体裁、名目。「―にこだわる」「代表という―で出席する」「―だけの夫婦」物事の結果としての状態。「どっちつかずの―になる」人に対する姿勢や態度。「―を改めて話す」(「貌」とも書く)容貌(ようぼう)。顔だち。器量。また、容姿。「姿―の美しい人」美しい容貌。また、美貌の人。かたちびと。「―を好ませ給ひて」〈栄花・殿上の花見〉 [用法]かたち・かた――「形(かたち)」は「三角や四角などいろいろな形の積み木」「顔形」のように、物体の外から見える格好・姿・輪郭を表す。◇「型(かた)」は「洋服の型を取る」「柔道の型を見せる」「新しい型の自動車」「血液型」など、一定のきまった大きさや形態、やり方、性質についていう。◇「形(かたち)ばかりのお祝い」「型にはまる」「型通りのあいさつ」「型破りの人物」など、慣用的表現でも使い分けがある。◇用法の似た外来語に「パターン」があり、「日本人の思考パターン」「若者の行動パターン」「ワンパターン」「テストパターン」のように、類型、模様、柄(がら)の意味として用いられる。◇「形(かた)が崩れる」「髪の形(かた)をととのえる」「借金の形(かた)」のように「形」を「かた」と読む場合については「かた(形・型)」を参照。

大辞泉 ページ 2936