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片目が明・く🔗🔉

片目が明・く 相撲で、二日目以後に初めて勝ち星をあげる。また一般に、スポーツなどで、負けつづけてやっと一勝をあげる。文字を少し読める。「ただ読めかし、と言ふ。いかでか、片目もあきつかうまつらでは、と言へば」〈枕・三一四〉

片目を瞑(つぶ)・る🔗🔉

片目を瞑(つぶ)・る 片方の目をつぶる。ウインクする。人に合図をするときのしぐさ。

かだ‐め【加太和布】🔗🔉

かだ‐め【加太和布】 和歌山県の加太から産するワカメ。

かため‐の‐さかずき【固めの杯】‐さかづき🔗🔉

かため‐の‐さかずき【固めの杯】‐さかづき 人と人との結びつきや約束事を確かにするために、杯を取り交わして酒を飲むこと。「―を交わす」

かため‐ぶみ【固め文】🔗🔉

かため‐ぶみ【固め文】 約束の証文。誓約書。

かた・める【固める】🔗🔉

かた・める【固める】 [動マ下一]かた・む[マ下二]やわらかい物や液状の物を、かたい状態にする。また、物をかたくする。「ゼリーを冷やして―・める」「こぶしを―・める」物事を集中させる。一つにまとめる。「安打を―・めて打つ」「荷物を片隅に―・めておく」状態を安定させる。しっかりしたものにする。強固にする。「身を―・める」「決意を―・める」「選挙の地盤を―・める」外部から影響されないようにかたく守る。「国境を―・める」「陣営を―・める」「うそで―・めた供述」(「…に身をかためる」の形で)ある行動に備えて、装束などを身につける。「防寒具に身を―・める」かたく誓う。しっかりと約束する。「契りを―・める」しっかり結ぶ。固定する。「烏帽子(えぼし)の緒、元結、―・めずともありなむ」〈枕・六三〉矢を引き絞ってそのままの状態を保つ。「しばし―・めてひゃうど射る」〈古活字本保元・中〉

かため‐わざ【固め技】🔗🔉

かため‐わざ【固め技】 柔道で、押さえ込み技・絞め技・関節技などの総称。

かた‐めん【片面】🔗🔉

かた‐めん【片面】 一方の面。片方の面。「―刷り」「―三〇分のテープ」両面。物事の一方の面。「事実を―からしか見ていない」顔の半分。

かた‐もい【片思ひ】‐もひ🔗🔉

かた‐もい【片思ひ】‐もひ 「かたおもい」の音変化。「つれもなくあるらむ人を―にわれは思へば苦しくもあるか」〈万・七一七〉

かた‐もい【片×椀・片×‐もひ🔗🔉

かた‐もい【片×椀・片×‐もひ ふたのない土製のわん。「思い遣るすべの知らねば―の底にぞわれは恋ひなりにける」〈万・七〇七〉

大辞泉 ページ 2956