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き‐し【騎士】🔗🔉

き‐し【騎士】 馬に乗っている武士。中世ヨーロッパにおける戦士階級の呼称。領主に仕え、武芸・礼節などの修業を通じて、騎士道を実践した。ナイト。

きじ【×雉・雉子】🔗🔉

きじ【×雉・雉子】 キジ目キジ科の鳥。全長は、雄が尾が長いので八〇〜一〇〇センチ、雌が五〇〜六〇センチ。雄は暗緑色を主とする多彩な色で、目の周りに赤い肉垂れがある。雌は全体に褐色。北海道を除く日本各地の明るい林や草原にすみ、地上で餌をとる。雄はケンケーンと大きな声で鳴く。日本の国鳥。にほんきじ。きぎし。きぎす。《季 春》「―の眸のかうかうとして売られけり/楸邨」キジ科の鳥のうち、シャコ・ウズラ類を除いたものの総称。日本・アジア・ヨーロッパに分布。ほとんどが雄は美しく、雌は地味。コウライキジ・オナガキジ・ヤマドリなど。

雉の草隠れ🔗🔉

雉の草隠れ 雉が草の中に頭だけ隠して尾を出したままでいること。一部分だけ隠して、隠れているつもりでいること。頭隠して尻(しり)隠さず。雉の隠れ。

雉も鳴かずば打たれまい🔗🔉

雉も鳴かずば打たれまい よけいなことを言わなければ、災いを招かないですむことのたとえ。

き‐じ【木地】‐ヂ🔗🔉

き‐じ【木地】‐ヂ 年輪や木材繊維の粗密などによる、木材の地質。木理(もくり)。木目(もくめ)漆などの塗料を塗る前の、白木のままの木材・指物(さしもの)・器物。ろくろ挽(び)き、木彫りなどの細工をする材料の木を粗挽きしたもの。「木地塗り」の略。

き‐じ【生地・素地】‐ヂ🔗🔉

き‐じ【生地・素地】‐ヂ 手を加えていない、もともとの性質。「―が出る」化粧しないままの素肌。素顔。「―のままできれいな人」布・織物などの地質。また、染色や仕立てなどの加工をするための布・織物。「―のいい背広」陶磁器の、まだ釉(うわぐすり)を塗っていないもの。パン・麺(めん)やパイ皮にするために、粉をこねあげたもの。

き‐じ【黄血】‐ぢ🔗🔉

き‐じ【黄血】‐ぢ 《黄色い体液を出すところから》釣りの餌に用いるシマミミズ。

大辞泉 ページ 3640