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あぶな【危な】🔗🔉

あぶな【危な】 《形容詞「あぶなし」の語幹》危ないこと。「あな―やとよ」〈保元・中〉

あふな‐あふな🔗🔉

あふな‐あふな [副]分相応に。身の程にふさわしく。「―思ひはすべしなぞへなく高く卑しき苦しかりけり」〈伊勢・九三〉◆「おおなおおな」との異同は未詳。

あぶな‐あぶな【危な危な】🔗🔉

あぶな‐あぶな【危な危な】 [副]恐る恐る。こわごわ。「身も震ふほどに―かかり」〈役者論語・あやめぐさ〉

あぶな・い【危ない】🔗🔉

あぶな・い【危ない】 [形]あぶな・し[ク]災いが起こりそうである。危険だ。「―・い遊び」「―・い目に遭う」すぐにだめになりそうである。消滅・破産・死などの状態が近い。「経営が―・くなる」「命が―・い」見通しが暗い。あてにならない。「明日の天気は―・いようだ」信頼の度が薄い。不確かだ。「その話は―・いなあ」不安定だ。「―・い足どり」 [派生]あぶながる[動ラ五]あぶなげ[形動]あぶなさ[名] [用法]あぶない・あやうい――「危ない」は、「夜のひとり歩きは危ない」のように悪い結果になる可能性が高い場合に使われ、「危険だ」も同じ意味で使われる。◇「危ない」には、信頼度が低い、確実ではない、の意もある。「合格できるかどうか危ないものだ」など。◇「危うい」には、気がかりだ、不安だ、の気持ちが込められる。「危うい立場」と「危ない立場」には微妙なニュアンスの違いがみられる。◇「ところ」などを付けた形「危ないところを助かった」「危ういところを助かった」の場合では、両者とも用いられる。

危ない橋を渡・る🔗🔉

危ない橋を渡・る 危険な手段をとる。特に、承知で法律に違反するような行為を行う。

あぶな‐え【危な絵】‐ヱ🔗🔉

あぶな‐え【危な絵】‐ヱ 浮世絵美人画の一。女性の日常的な入浴・納涼などの場面を描いて、肌をのぞかせ、色気を漂わせたきわどい絵。

大辞泉 ページ 420