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くさ‐づと【草×苞・草×裹】🔗🔉

くさ‐づと【草×苞・草×裹】 草で包んである土産物。「松が崎これも都の―に氷を包む夏の山人」〈草根集・一一〉賄賂(わいろ)。「―に国かたぶくとも申しつべし」〈咄・醒睡笑〉

ぐさっ‐と🔗🔉

ぐさっ‐と [副]鋭い刃物などを勢いよく突き刺すさま。「出刃包丁を―畳に突き立てる」厳しい批判を受けて、心に打撃を受けるさま。「何気ない彼の一言が胸に―きた」

くさつ‐ぶし【草津節】🔗🔉

くさつ‐ぶし【草津節】 群馬県草津温泉の民謡。高温の湯を板でかき回して適温にする共同作業で歌われる作業唄。囃子詞(はやしことば)が「チョイナチョイナ」というものと「ヨホホイ」というものとの二種類がある。前者は一般には草津節、現地では湯もみ唄、後者は一般には草津湯もみ唄、現地では草津節という。

くさつ‐やき【草津焼】🔗🔉

くさつ‐やき【草津焼】 滋賀県草津産の陶器。信楽(しがらき)土を用い、「草津」の印を焼きつける。

くさどせんげんちょう‐いせき【草戸千軒町遺跡】くさどセンゲンチヤウヰセキ🔗🔉

くさどせんげんちょう‐いせき【草戸千軒町遺跡】くさどセンゲンチヤウヰセキ 広島県福山市草戸町の芦田川河川敷で昭和三六年(一九六一)の発掘調査により確認された中世の集落遺跡。港町ないし市場町と推定され、延宝元年(一六七三)まで数度にわたり水没。木簡・呪符なども発見され、中世の庶民生活と地方都市に関する重要な遺跡として注目される。

くさ‐とべら【草海花】🔗🔉

くさ‐とべら【草海花】 クサトベラ科の常緑低木。小笠原諸島、種子島(たねがしま)以南の海岸に生え、高さ一〜四メートル。葉は倒卵形で先が丸く、枝先に集まって互生する。夏、黄色の花が集まって咲く。やぎそう。

くさ‐とり【草取り】🔗🔉

くさ‐とり【草取り】 雑草を取り除くこと。また、その人。草むしり。除草。《季 夏》「―の膝敷茣蓙の小ささよ/観崖」

くさとり‐づめ【草取り×爪】🔗🔉

くさとり‐づめ【草取り×爪】 水田の雑草を取る用具。指を保護するため鉄や竹で琴爪の形に作り、指先につけて用いる。雁爪(がんづめ)

くさなぎ【草薙】🔗🔉

くさなぎ【草薙】 静岡県清水市南西部の地名。日本武尊(やまとたけるのみこと)の草薙剣(くさなぎのつるぎ)の伝説地。草薙神社がある。

大辞泉 ページ 4262