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こもり‐ぐま【子守×熊】🔗🔉

こもり‐ぐま【子守×熊】 コアラの別名。

こもり‐ぐも【子守蜘蛛】🔗🔉

こもり‐ぐも【子守蜘蛛】 クモ目コモリグモ科のクモの総称。卵からかえった子グモを背負って保護する。

こもり‐ごえ【×籠もり声】‐ごゑ🔗🔉

こもり‐ごえ【×籠もり声】‐ごゑ こもってはっきりしない声。くぐもり声。ふくみ声。

こもり‐ず【隠り処・隠り所】‐づ🔗🔉

こもり‐ず【隠り処・隠り所】‐づ 草木などに覆われて、他から見えない場所。また一説に、水草に覆われて見えない沼や沢。「―の沢たつみなる岩根ゆも通りて思ふ君に逢はまくは」〈万・二七九四〉

こもりず‐の【隠り処の】こもりづ‐🔗🔉

こもりず‐の【隠り処の】こもりづ‐ 〔枕〕隠れて見えない場所の意から、「下」にかかる。「―下よ延(は)へつつ行くは誰が夫(つま)」〈記・下・歌謡〉

こもり‐そう【×籠もり僧】🔗🔉

こもり‐そう【×籠もり僧】 山や寺などにこもり、一定の期間修行をする僧。人の死後四九日の間、喪屋にこもって仏事を修する僧。「わづかに―三、四人の勤めにて」〈太平記・三九〉

こもり‐づま【隠り妻】🔗🔉

こもり‐づま【隠り妻】 人目を忍ぶ関係にある妻。かくしづま。「恋ひしくもしるくも逢へる―かも」〈万・三二六六〉

こもり‐ど【隠り処】🔗🔉

こもり‐ど【隠り処】 隠れて人目につきにくい所。「―の沢泉なる岩根をも通してそ思ふ我(あ)が恋ふらくは」〈万・二四四三〉

こもり‐どう【×籠もり堂】‐ダウ🔗🔉

こもり‐どう【×籠もり堂】‐ダウ 修行者や信者などがこもって祈願、修行する堂。

こもり‐ぬ【隠り沼】🔗🔉

こもり‐ぬ【隠り沼】 草の茂みなどに覆われて外からは見えない沼。一説に、水の流れ出ない沼。「埴安(はにやす)の池の堤の―の行方を知らに舎人(とねり)は惑(まと)ふ」〈万・二〇一〉

こもりぬ‐の【隠り沼の】🔗🔉

こもりぬ‐の【隠り沼の】 〔枕〕隠れて見えない沼の意から、「下」にかかる。「―下に恋ふれば飽き足(だ)らず」〈万・二七一九〉

こもり‐ねずみ【子守×鼠】🔗🔉

こもり‐ねずみ【子守×鼠】 オポッサムの別名。

こも・る【×籠もる・隠る】🔗🔉

こも・る【×籠もる・隠る】 [動ラ五(四)]中に入ったまま外に出ないでいる。引きこもる。「山に―・る」「書斎に―・って執筆する」外とのつながりを断って、中に深く入り込む。閉じこもる。「自分の殻に―・る」「陰(いん)に―・る」祈念するために社寺に泊まり込む。おこもりをする。「寺に―・る」城などに入って敵から防ぎ守る。立てこもる。「城に―・る」音や声が中に閉じこめられた状態で、外にはっきり伝わらない。くぐもる。「声が―・ってよく聞こえない」気体などが外に出ないで、いっぱいに満ちる。充満する。「臭いが―・る」「会場に人の熱気が―・る」力やある感情などが、そこにいっぱいに含まれる。「力の―・った演技」「熱の―・った言葉」「心の―・った贈り物」「怒りの―・った声」包まれる。囲まれる。「畳(たた)なづく青垣山―・れる大和しうるはし」〈記・中・歌謡〉入って隠れる。「二上(ふたかみ)の山に―・れるほととぎす今も鳴かぬか君に聞かせむ」〈万・四〇六七〉 [可能]こもれる

大辞泉 ページ 5747