複数辞典一括検索+

さか‐ども【逆×艫】🔗🔉

さか‐ども【逆×艫】 荒天のときに、波浪に強い船首に追い波を受けるようにし、船尾を先にして安全を保つこと。逆船。

さか‐どり【坂鳥】🔗🔉

さか‐どり【坂鳥】 朝早く、山を越えて飛んでいく小鳥の群。《季 秋》「―の胸をうたるる笞(しもと)かな/暁台」

さかどり‐の【坂鳥の】🔗🔉

さかどり‐の【坂鳥の】 〔枕〕鳥が朝早く坂を飛び越えていく意から、「朝越ゆ」にかかる。「―朝越えまして」〈万・四五〉

さか‐とんぶり【逆とんぶり】🔗🔉

さか‐とんぶり【逆とんぶり】逆蜻蛉(さかとんぼ)」に同じ。「小腕(こがひな)(ねぢ)上げ引っ担いて―」〈浄・寿の門松〉

さか‐とんぼ【逆蜻蛉】🔗🔉

さか‐とんぼ【逆蜻蛉】 「逆蜻蛉返り」の略。「―を打つ」

さかとんぼ‐がえり【逆蜻蛉返り】‐がへり🔗🔉

さかとんぼ‐がえり【逆蜻蛉返り】‐がへり 頭が下に、足が上の状態になること。まっさかさまにひっくり返ること。さかとんぼ。

さか‐な【魚・×肴】🔗🔉

さか‐な【魚・×肴】 《「酒(さか)(な)」の意》(肴)酒を飲むときに添えて食べる物。酒のさかな。つまみ。「あり合わせの物を―に飲む」(肴)酒席に興を添える歌や踊り、話題など。「同僚の噂話を―にして一杯やる」(魚)うお。魚類。「―を三枚におろす」「川―」◆魚肉を多く酒のつまみにしたところから「さかな」が魚類をさすようになった。日葡辞書では、「肉や魚」の意と「酒を飲むときのおかず」の意とが並記されている。 [下接語](ざかな)青魚・生き魚・川魚・口取り肴(ざかな)・小魚・強(し)い肴(ざかな)・塩魚・重肴(じゆうざかな)・酢肴(すざかな)・年取り魚・取り肴(ざかな)・生(なま)魚・煮魚・挟み肴(ざかな)・鉢肴(はちざかな)・干(ひ)魚・焼き魚

さが‐な🔗🔉

さが‐な 《形容詞「さがなし」の語幹》たちがよくないこと。口が悪いこと。感動表現に用いる。「あな、―。たはぶれにも、のたまふべきにあらず」〈宇津保・俊蔭〉

さが‐な・い🔗🔉

さが‐な・い [形]さがな・し[ク]口さがない」に同じ。「―・い世間の噂にのぼる」性格が悪い。意地が悪い。「すこし御心―・く御ものうらみなどせさせ給ふやうにぞ」〈大鏡・師輔〉やんちゃである。いたずらである。「姫君は今よりいと―・く、をさをさうちにも物し給はず」〈とりかへばや・一〉

大辞泉 ページ 6005