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さか‐ぶくろ【酒袋】🔗🔉

さか‐ぶくろ【酒袋】 酒のもろみを入れて、絞るのに用いる袋。→酒槽(さかぶね)

さか‐ぶとり【酒太り・酒肥り】🔗🔉

さか‐ぶとり【酒太り・酒肥り】 [名]スル年中酒を飲んでいるために体が肥満すること。さけぶとり。「―した体」

さか‐ぶね【酒槽】🔗🔉

さか‐ぶね【酒槽】 酒を蓄えておく大きな木製の器。もろみを絞るときに使う長方形の木製の容器。もろみの入った多くの酒袋を容器に入れ、押しぶたで酒袋を押すと、底に近い側面の穴からは絞られた酒が流出し、袋の中には絞りかすが残る。

さかふね‐いし【酒船石】🔗🔉

さかふね‐いし【酒船石】 奈良県高市郡明日香村の丘陵上にある巨石。長さ五・三メートル、最大幅二・三メートル、厚さ一メートルの花崗岩(かこうがん)で、上面に数個の円形のくぼみとそれらを結ぶ溝がある。古代の醸造施設とする説もあるが不明。

さか‐ぶり【酒振り】🔗🔉

さか‐ぶり【酒振り】 酒席での杯のやりとりのしかた。酒の飲み方。ささぶり。「早合点してすこしも気やぶらず常の―」〈浮・一代男・六〉

さか‐ぶるまい【酒振(る)舞(い)】‐ぶるまひ🔗🔉

さか‐ぶるまい【酒振(る)舞(い)】‐ぶるまひ 宴席を設けて、もてなすこと。

さか‐べ【酒部】🔗🔉

さか‐べ【酒部】 大化前代、酒の醸造を担当した部民(べみん)律令制で、宮内省の造酒司(みきのつかさ)に属した伴部(ともべ)。宮中の節会(せちえ)など公用に用いる酒の醸造を担当した。

さか‐ぼうき【酒×箒】‐ばうき🔗🔉

さか‐ぼうき【酒×箒】‐ばうき酒林(さかばやし)」に同じ。

さか‐ほがい【酒祝ひ・酒寿ひ】‐ほがひ🔗🔉

さか‐ほがい【酒祝ひ・酒寿ひ】‐ほがひ 《古くは「さかほかい」》酒宴をして祝うこと。「皇太后觴(みさかづき)をささげて太子に―し給ひて」〈神功紀〉

さか‐ほこ【逆×鉾・逆矛】🔗🔉

さか‐ほこ【逆×鉾・逆矛】 《「天(あま)の逆鉾」の略》「(あま)の瓊矛(ぬほこ)」に同じ。になぞらえて》宮崎県の霧島山頂に逆さに立ててある約三メートルほどのほこ。

さが‐ぼん【××峨本】🔗🔉

さが‐ぼん【××峨本】 慶長・元和(一五九六〜一六二四)にかけて、京都の嵯峨で本阿弥光悦・角倉素庵(すみのくらそあん)らが刊行した版本。主に木活字を用い、用紙・装丁に豪華な意匠を施した美本で、「伊勢物語」「観世流謡本」など一三点が現存する。光悦本。角倉本。

大辞泉 ページ 6010