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さとび‐ごと【×俚び言・俗び言】🔗🔉

さとび‐ごと【×俚び言・俗び言】 世俗の言葉。俚言(りげん)。俗言。また、田舎びた言葉。方言。「手足のたゆきを、―にだるいと言ふ」〈玉勝間・八〉

さとび‐ことば【×俚び言葉】🔗🔉

さとび‐ことば【×俚び言葉】俚び言(ごと)」に同じ。

さと‐びと【里人】🔗🔉

さと‐びと【里人】 その里に住んでいる人。その土地の人。「薪とる―の話によれば」〈樗牛・滝口入道〉田舎に住む人。里方の人。実家の人。「御かたがたの―侍りつるなかに」〈源・花宴〉宮仕えに出ないで、里にいる者。「白馬(あをうま)見にとて、―は車きよげにしたてて見に行く」〈枕・三〉

さとびと‐ごこち【里人心地】🔗🔉

さとびと‐ごこち【里人心地】 田舎びて、卑しい気持ち。さとびごこち。さとびごころ。「見知らぬ―には、かかる人こそは世におはしましけれと、驚かるるまでぞまもり参らする」〈枕・一八四〉

さと‐びらき【里開き】🔗🔉

さと‐びらき【里開き】 《「ひらき」は「かえり」を忌んでいう語》里帰り。「―此の頃にない飯を喰ひ」〈柳多留・七〉

さと・ぶ【×俚ぶ・里ぶ】🔗🔉

さと・ぶ【×俚ぶ・里ぶ】 [動バ上二]《「ぶ」は接尾語》俗なさまである。「高尚の題目を論ずるにいと―・びたる言語を以てするに」〈逍遥・小説神髄〉田舎くさくなる。ひなびる。「筑紫を心にくく思ひなすに、みな見し人は―・びたるにも、心得がたくなむ」〈源・玉鬘〉

さど‐ぶぎょう【佐渡奉行】‐ブギヤウ🔗🔉

さど‐ぶぎょう【佐渡奉行】‐ブギヤウ 江戸幕府の職名。遠国(おんごく)奉行の一。慶長六年(一六〇一)設置。老中に属し、佐渡相川に駐在して、佐渡の民政、鉱山の管理・運営、外国船の警戒などをつかさどった。佐渡代官。

さと‐ぶち【里扶持】🔗🔉

さと‐ぶち【里扶持】 里子として預けてある家へ出す養育料。江戸後期では通常、月に一分二〇〇文。

ザトペック【Emil Zatopek】🔗🔉

ザトペック【Emil Zatopek】一九二二〜]チェコスロバキアの長距離走者。一九四八年のロンドン‐オリンピックで一万メートル、一九五二年のヘルシンキ‐オリンピックで長距離二種目とマラソンとに優勝、「人間機関車」とよばれた。

さと‐へん【里偏】🔗🔉

さと‐へん【里偏】 漢字の偏の一。「野」などの「里」の称。

さと‐ぼう【里坊】‐バウ🔗🔉

さと‐ぼう【里坊】‐バウ 山寺の僧などが、人里に構える住まい。「文覚上人の二条猪熊の―に落ち着き給ひて」〈盛衰記・四七〉

大辞泉 ページ 6179