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すえつむ‐はな【末摘花】すゑつむ‐🔗🔉

すえつむ‐はな【末摘花】すゑつむ‐ 《花が茎の末の方から咲きはじめるのを順次摘み取るところから》ベニバナの別名。《季 夏》「わが恋は―の莟かな/子規」

すえつむはな【末摘花】すゑつむはな🔗🔉

すえつむはな【末摘花】すゑつむはな 源氏物語第六巻の巻名。光源氏、一八歳から一九歳。源氏は常陸宮(ひたちのみや)の娘末摘花と契りを結び、翌朝大きな赤鼻の醜女だったことを知る。源氏物語の登場人物。常陸宮の娘。容貌は醜いが、古風で実直な性格をもつ。「誹風(はいふう)末摘花」の略称。

すえ‐ながく【末長く】すゑ‐🔗🔉

すえ‐ながく【末長く】すゑ‐ [副]遠い将来までいつまでも。これから先も長くずっと。「―お幸せに」

すえなし‐がわ【末無し川】すゑなしがは🔗🔉

すえなし‐がわ【末無し川】すゑなしがは 水流が途中で消滅し、河口がない川。乾燥した砂漠地方に多く、小規模のものは扇状地などにもみられる。

すえ‐なり【末成り・末生り】すゑ‐🔗🔉

すえ‐なり【末成り・末生り】すゑ‐うらなり」に同じ。

すえ‐の‐まつやま【末の松山】すゑ‐🔗🔉

すえ‐の‐まつやま【末の松山】すゑ‐ 陸奥(みちのく)の古地名。岩手県二戸(にのへ)郡一戸(いちのへ)町にある浪打峠とも、宮城県多賀城市八幡の末の松山八幡宮付近ともいわれる。《歌枕》「きみをおきてあだし心をわがもたば―浪もこえなむ」〈古今・東歌〉

すえ‐の‐よ【末の世】すゑ‐🔗🔉

すえ‐の‐よ【末の世】すゑ‐ 後の世。後の時代。「―までも語り継がれる」道義や仏法がすたれ、人の心がすさんだ世の中。末世(まつせ)晩年。「―に内裏を見給ふにも」〈源・賢木〉

すえ‐ば【末葉】すゑ‐🔗🔉

すえ‐ば【末葉】すゑ‐ 草木の先の方にある葉。うらば。子孫。末孫。まつよう。「竹の園生(そのふ)の―まで、人間の種ならぬぞやんごとなき」〈徒然・一〉

すえ‐ばこ【居箱・×筥】すゑ‐🔗🔉

すえ‐ばこ【居箱・×筥】すゑ‐ 法会のとき、導師の僧のそばに置く、ふたのない長方形の木箱。法具・表白(ひようびやく)・経巻や説教の原稿などを入れる。接僧函(せつすかん)

すえ‐はず【末×弭・末×筈】すゑ‐🔗🔉

すえ‐はず【末×弭・末×筈】すゑ‐ うらはず(末弭)

すえ‐はふ【据破風】すゑ‐🔗🔉

すえ‐はふ【据破風】すゑ‐ 千鳥破風(ちどりはふ)

大辞泉 ページ 8052