複数辞典一括検索+
せい‐せい【×凄×凄】🔗⭐🔉
せい‐せい【×凄×凄】
[形動タリ]
寒く冷たいさま。寒々とものさびしいさま。また、涼しいさま。「―たる微陽のまへ、遠路に臨んで眼(まなこ)をきはむ」〈平家・五〉
雨雲のわくさま。〈色葉字類抄〉


せい‐せい【井井】🔗⭐🔉
せい‐せい【井井】
[ト・タル]
[形動タリ]秩序正しく、きちんと整っているさま。「立法行政の事務を調査し、―と条理あらしめ」〈鉄腸・雪中梅〉

せい‐せい【正正】🔗⭐🔉
せい‐せい【正正】
[ト・タル]
[形動タリ]正しく整っているさま。「容色―として屈撓(くつとう)せず」〈織田訳・花柳春話〉

正正の旗(はた)堂堂の陣🔗⭐🔉
正正の旗(はた)堂堂の陣
《「孫子」軍争から》整然と旗がならび、意気盛んな軍隊を形容する言葉。→正正堂堂
せい‐せい【青青】🔗⭐🔉
せい‐せい【青青】
[ト・タル]
[形動タリ]あおあおとしているさま。「草木は年中―として枯槁(ここう)せず」〈鉄腸・南洋の大波瀾〉

せい‐せい【△済△済】🔗⭐🔉
せい‐せい【△済△済】
[ト・タル]
[形動タリ]多くて盛んなさま。さいさい。「―たる著名人が会する」「多士―」

せい‐せい【×萋×萋】🔗⭐🔉
せい‐せい【×萋×萋】
[ト・タル]
[形動タリ]草木の茂っているさま。さいさい。「水草の―と繁茂して居る気味の悪い沼地」〈荷風・あめりか物語〉

せい‐せい【×菁×菁】🔗⭐🔉
せい‐せい【×菁×菁】
[ト・タル]
[形動タリ]草木などがあおあおと茂っているさま。「夏草が―と生い繁って」〈秋声・あらくれ〉

せい‐せい🔗⭐🔉
せい‐せい
[副]息遣いの早いさま。「お島は在合う椅子に靠(もた)れて―いっていれば」〈紅葉・多情多恨〉
せい‐せい【清清・晴晴】🔗⭐🔉
せい‐せい【清清・晴晴】
[副]スル
苦痛や煩わしさがなくなって、気持ちが晴れるさま。「試験が終わって―(と)した」
すがすがしく感じるさま。「高い山の見晴はまた別だね。実に―するよ」〈蘆花・不如帰〉
[形動タリ]
に同じ。「夢にとわたる横田川、―たる流れ水の」〈浮・御前義経記・三〉





大辞泉 ページ 8356。