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せち‐こそで【節小×袖】🔗🔉

せち‐こそで【節小×袖】 正月の節振る舞いに着用する小袖。せつこそで。せちごろも。《季 新年》

せち‐ごと【節事】🔗🔉

せち‐ごと【節事】 節日(せちにち)の食事。節供(せちく)

せち‐だ【雪駄】🔗🔉

せち‐だ【雪駄】せった(雪駄)」に同じ。「―に灸(やいと)すゑし盧地(ろぢ)口/季吟」〈紅梅千句〉

せち‐にち【節日】🔗🔉

せち‐にち【節日】 季節の変わり目にあたって祝事をする日。元日・白馬(あおうま)・踏歌(とうか)・端午・相撲(すまい)・重陽(ちようよう)・豊明(とよのあかり)などの行事のある日。せつじつ。

せち‐の‐はた【節の旗】🔗🔉

せち‐の‐はた【節の旗】 さおの頂上に、牛の尾の黒い毛または黒く染めた苧(お)を束ねて垂らしたもの。即位や御禊(ごけい)の儀式に用いる。大頭(おおがしら)。節下(せちげ)

せち‐ぶるまい【節振る舞ひ】‐ぶるまひ🔗🔉

せち‐ぶるまい【節振る舞ひ】‐ぶるまひ 節日(せちにち)に人に振る舞うごちそう。特に、正月に催す饗応。せち。「盆、正月の―」〈浄・鑓の権三〉《季 新年》

せち‐ぶん【節分】🔗🔉

せち‐ぶん【節分】 せつぶん(節分)

せちぶん‐たがえ【節分違へ】‐たがへ🔗🔉

せちぶん‐たがえ【節分違へ】‐たがへ 平安時代の風習で、節分の日に行う方違(かたたが)え。「―などして夜ふかく帰る」〈枕・二九八〉

せち‐べん【世知弁】🔗🔉

せち‐べん【世知弁】 [名・形動ナリ]《八難の一である「世智弁聡」の略》世渡りの知恵にたけていること。また、そのさま。「内々は―にて、心まさなく厳しく精練なりけるままに」〈米沢本沙石集・三〉勘定だかいこと。けちなこと。また、そのさま。「小笹に露のたまられぬ始末算用―も人にこそよれ」〈浄・油地獄〉

せちべん‐たび【世知弁足袋】🔗🔉

せちべん‐たび【世知弁足袋】 足袋をよごさないために、さらにその上にはくもの。

せちべん‐ぼう【世知弁坊】‐バウ🔗🔉

せちべん‐ぼう【世知弁坊】‐バウ けちな人を卑しめていう語。けちんぼう。「般若寺(はんにやじ)坂の大乞食ども、心みな―や文珠院」〈宗長手記〉

せち‐ほだ【節×榾】🔗🔉

せち‐ほだ【節×榾】 正月にいろりで燃やす、丸太ほどの太さの薪。

せちみ【節忌】🔗🔉

せちみ【節忌】 《「せちいみ」の音変化》斎日(さいにち)に肉食をせず精進すること。また、精進すべききまった日。「船君(ふなぎみ)、―す」〈土佐〉

大辞泉 ページ 8487