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せち‐え【節会】‐ヱ🔗🔉

せち‐え【節会】‐ヱ 節日(せちにち)その他重要な公事(くじ)のある日に、天皇が諸臣に酒食を賜る儀式。元日・白馬(あおうま)・踏歌(とうか)・端午(たんご)・豊明(とよのあかり)の五節会のほか立后・立太子・任大臣・相撲(すまい)などがあった。せち。

せち‐が【世知が】🔗🔉

せち‐が【世知が】 [形動]《「世知がしこい」の略。近世上方語》抜け目がないさま。「おのれも―なやつぢゃもの」〈浄・生玉心中〉

せち‐が・う‐がふ🔗🔉

せち‐が・う‐がふ [動ハ四]責めたてる。「がきどもには―・はれる」〈滑・膝栗毛・五〉逆らい争う。「はなせならぬと両人が―・ふ間に」〈浄・金短冊〉ひどい目にあわせる。いじめる。「さあ立て動けと両手を引張り―・ふ折から」〈浄・廿四孝〉

せち‐がしこ・し【世知賢し】🔗🔉

せち‐がしこ・し【世知賢し】 [形ク]世渡りの才能にすぐれていて、抜け目がない。金銭に細かい。勘定高い。「頭数よびで、いくらが物ぞ、天神小天神と―・くきはめぬ」〈浮・一代男・五〉

せち‐がら・い【世知辛い】🔗🔉

せち‐がら・い【世知辛い】 [形]せちがら・し[ク]世渡りがむずかしい。暮らしにくい。「―・い世の中」金銭に細かくて、けちだ。抜け目がない。「―・い商法」 [派生]せちがらさ[名]

せち‐ぎ【節木】🔗🔉

せち‐ぎ【節木】 年木(としぎ)

せち‐く【節供】🔗🔉

せち‐く【節供】 節日(せちにち)に供える供御(くご)。元旦の膳(ぜん)、正月一五日の七種粥(ななくさがゆ)、三月三日の草餅(くさもち)、五月五日の粽(ちまき)、七月七日の索餅(さくべい)、一〇月初めの亥(い)の日の亥の子餅(もち)などの類。おせち。

せち‐げ【節下】🔗🔉

せち‐げ【節下】 大嘗会(だいじようえ)の御禊(ごけい)などの儀式に立てる旗の下。また、その旗。「節下の大臣(おとど)」の略。

大辞泉 ページ 8486