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ちょう【調】テウ🔗🔉

ちょう【調】テウ 律令制下の基本的物納租税の一。大化の改新では田の面積および戸単位に、大宝律令では人頭税として課せられ、諸国の産物(絹・綿・海産物など)を納めたもの。庸(よう)とともに都に運ばれ国家の財源となった。みつぎ。→租(そ) →庸西洋音楽で、楽曲の旋律や和声を秩序づけている、ある主音・主和音を中心に組み立てられた音の体系。用いられる音階が長音階か短音階かによって長調か短調に分けられ、おのおのの調はその主音の名をとってハ長調・イ短調のようによばれる。日本の雅楽で、主音の音高を表す。黄鐘(おうしき)調・壱越(いちこつ)調など。双六(すごろく)で、二つの采(さい)に同じ目が出ること。(接尾語的に用いて)調子のこと。「七五―」「浪曲―」「ピカソ―」

ちょう【×寵】🔗🔉

ちょう【×寵】 特別にかわいがること。また、非常に気に入られること。寵愛。「主君の―をほしいままにする」

ちょう【超】テウ🔗🔉

ちょう【超】テウ 〔接頭〕名詞に付いて、程度が特に普通以上であること、また、普通をはるかにこえたものであることを表す。「―満員」「―音速」◆俗に「超きれい」「超むかつく」などと副詞的にも用いられる。

ちょう【×挺・×梃・丁】チヤウ🔗🔉

ちょう【×挺・×梃・丁】チヤウ 〔接尾〕助数詞。銃・槍(やり)・鋤(すき)・鍬(くわ)・艪(ろ)・ろうそく・墨・三味線など、細長い物を数えるのに用いる。輿(こし)・駕籠(かご)・人力車など、乗り物を数えるのに用いる。酒・醤油などの樽を数えるのに用いる。

ちょう【×貼】テフ🔗🔉

ちょう【×貼】テフ 〔接尾〕助数詞。調合して包んだ薬などを数えるのに用いる。服。「当帰連翹飲などを二三―進じましたい」〈浮・色三味線・五〉

ちょうてふ🔗🔉

ちょうてふ 〔連語〕《格助詞「と」に動詞「い(言)う」の付いた「という」の音変化》…という。主に平安時代に入ってから和歌に用いられた。「忍ぶれば苦しきものを人知れず思ふ―こと誰に語らむ」〈古今・恋一〉→ちゅう →とう

大辞泉 ページ 9826