いっ‐しゅ【一種】 一つの種類。ひといろ。同類の中で、少し異なるもの。「イルカはクジラの―である」ある意味で、ほぼ同類と思われるもの。「彼は―の天才である」（副詞的に用いて）どことなく、また、ちょっと他と異なっているさま。「―独特の書体」「―異様な雰囲気」

いっしゅ‐いっぺい【一種一_△瓶】 一種の肴_{（さかな）}と一瓶の酒。また、簡単な酒宴。一種物_{（いつすもの）}。「酒出ださせ、―にて祝ふべしと仰せければ」〈信長記・一〉

ひと‐くさ【一_△種】 一種類。ひといろ。「ただ荷葉_{（かえふ）}を―合はせ給へり」〈源・梅枝〉