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たわら【俵】たはら🔗🔉

たわら【俵】たはら わらや、かやなどを編んで作った袋。穀類・芋類・木炭などを入れるのに用いる。ナマコの別名。◆歴史的仮名遣いを「たわら」とする説もある。

たわら【俵】たはら🔗🔉

たわら【俵】たはら 姓氏の一。

たわら‐がえり【俵返り】たはらがへり🔗🔉

たわら‐がえり【俵返り】たはらがへり 玩具の一。紙で作った俵状のものに土のおもりを入れ、起きあがり小法師(こぼし)のようにしたもの。

たわら‐くにいち【俵国一】たはら‐🔗🔉

たわら‐くにいち【俵国一】たはら‐一八七二〜一九五八]金属学者。島根の生まれ。ドイツに留学後、日本の金属組織学を確立。また、砂鉄精練法などの技術史的研究でも活躍。文化勲章受章。

たわら‐ぐみ【俵茱=萸】たはら‐🔗🔉

たわら‐ぐみ【俵茱萸】たはら‐ トウグミの別名。

たわら‐ご【俵子】たはら‐🔗🔉

たわら‐ご【俵子】たはら‐ ナマコの別名。

たわら‐ごし【俵腰】たはら‐🔗🔉

たわら‐ごし【俵腰】たはら‐ 俵のように太い腰。「庄野のふとのお米が―に食ひついて」〈浄・丹波与作〉

たわら‐ぜめ【俵責め】たはら‐🔗🔉

たわら‐ぜめ【俵責め】たはら‐ 江戸時代の拷問の一。俵に詰めて首だけ出し、山積みにしてむち打ったもの。キリシタンを改宗させるために用いたといわれる。

たわら‐とうた【俵藤太】たはら‐🔗🔉

たわら‐とうた【俵藤太】たはら‐ 藤原秀郷(ふじわらのひでさと)の異称。

たわら‐ぼうし【俵法師】たはらボフシ🔗🔉

たわら‐ぼうし【俵法師】たはらボフシ 桟俵(さんだわら)を擬人的にいう語。さんだらぼっち。

たわら‐むかえ【俵迎え】たはらむかへ🔗🔉

たわら‐むかえ【俵迎え】たはらむかへ 奈良周辺で、正月三が日に吉野の人が大黒天など福の神の像を印刷した札を売り歩くのを買って祝った風習。

たわら‐めぬき【俵目△貫】たはら‐🔗🔉

たわら‐めぬき【俵目貫】たはら‐ 太刀の柄(つか)の鮫皮(さめがわ)の上に打つ、装飾性の高い目貫。鋲頭(びようがしら)が俵の形に似るのでいう。俵鋲(たわらびよう)

たわら‐もの【俵物】たはら‐🔗🔉

たわら‐もの【俵物】たはら‐ 俵に入れてあるもの。米穀や海産物など。江戸時代の長崎貿易で、輸出品であった水産物のうち煎海鼠(いりなまこ)と乾鮑(ほしあわび)の二品をいう。のち、鱶鰭(ふかのひれ)を加えて三品とした。ひょうもつ。

たわらや‐そうたつ【俵屋宗達】たはらや‐🔗🔉

たわらや‐そうたつ【俵屋宗達】たはらや‐ 桃山から江戸初期にかけての画家。俵屋は家号。伊年・対青軒の印を用いた。宗達光琳(こうりん)派、いわゆる琳派の祖。京都の上層町衆の出身とみられ、本阿弥光悦書の和歌巻の金銀泥下絵を描き、また扇面画や色紙絵などに大和絵の伝統を新解釈した斬新(ざんしん)な装飾的画法を示し、水墨画にも新風を吹き込んだ。「風神雷神図」など屏風(びようぶ)の大作も多い。生没年未詳。

たわらやま‐おんせん【俵山温泉】たはらやまヲンセン🔗🔉

たわらやま‐おんせん【俵山温泉】たはらやまヲンセン 山口県北西部、長門市にある温泉。木屋(こや)川の渓谷に臨む。泉質は単純泉。

ひょう【俵】ヘウ🔗🔉

ひょう【俵】ヘウ [名]たわら。「何しろ四十三銭って―だもの」〈真山・南小泉村〉〔接尾〕助数詞。たわらに入ったものを数えるのに用いる。上に来る語によっては「びょう」「ぴょう」となる。「米七―」「炭五―」

びょう【俵】ベウ🔗🔉

びょう【俵】ベウ 〔接尾〕「ひょう(俵)」に同じ。「三―の米」

ぴょう【俵】ペウ🔗🔉

ぴょう【俵】ペウ 〔接尾〕「ひょう(俵)」に同じ。「米一―」

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[音]ヒョウ [訓]たわら [部首]人 [総画数]10 [コード]区点    4122      JIS   4936      S‐JIS 9555 [分類]常用漢字 [難読語] →さんだら‐ぼっち【桟俵法師】

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