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げ‐き【外記】🔗🔉

げ‐き【外記】 律令制で、太政官(だいじようかん)に属し、少納言の下にあって、内記(ないき)の草した詔勅の訂正、上奏文の起草、先例の考勘、儀式の執行などをつかさどった官職。大外記と少外記があった。→内記「外記局」の略。「外記節(げきぶし)」の略。

げき‐きょく【外記局】🔗🔉

げき‐きょく【外記局】 外記の勤務した役所。内裏の建春門外にあった。外記。外記庁。

げきざる【外記猿】🔗🔉

げきざる【外記猿】 歌舞伎舞踊。長唄。本名題「外記節猿」。四世杵屋三郎助作曲。文政七年(一八二四)初演。猿回しが屋敷に呼ばれ、めでたい芸を見せる。

げき‐の‐ちょう【外記庁】‐チヤウ🔗🔉

げき‐の‐ちょう【外記庁】‐チヤウ 外記局

げき‐の‐まつりごとはじめ【外記の政始】🔗🔉

げき‐の‐まつりごとはじめ【外記の政始】 平安時代、年始・改元や廃朝のあとなどに、公卿が外記局に参集して、まつりごとを行う儀式。

げき‐ぶし【外記節】🔗🔉

げき‐ぶし【外記節】 江戸の古浄瑠璃の一。薩摩外記(さつまげき)が貞享(一六八四〜一六八八)のころ創始。豪放な語り口で、人形浄瑠璃や歌舞伎の荒事(あらごと)などに使われたが、まもなく滅び、今は長唄の数曲にその影響を残す。外記。

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