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げ‐き【外記】🔗🔉

げ‐き外記】 ①律令制で、太政官の主典さかんの一種。少納言の下で、詔書の検討、奏文の作成、公事・儀式への奉仕などをつかさどった官。大外記と少外記とがある。しるすつかさ。↔内記ないき。 ②外記庁げきのちょうの略。 ③禅寺の書記役。書状侍者。書記。 ④外記節げきぶしの略。

げき‐きょく【外記局】🔗🔉

げき‐きょく外記局】 外記の事務をつかさどる役所。建春門外にあった。外記の庁。

げき‐の‐たゆう【外記大夫】‥タイフ🔗🔉

げき‐の‐たゆう外記大夫‥タイフ 外記を経て五位に叙せられた者。

げき‐の‐ちょう【外記庁】‥チヤウ🔗🔉

げき‐の‐ちょう外記庁‥チヤウ (→)外記局に同じ。

げき‐の‐まつりごと【外記の政】🔗🔉

げき‐の‐まつりごと外記の政】 太政官の役人が外記局に集まって事務をとること。 ⇒げきのまつりごと‐はじめ【外記の政始】

げきのまつりごと‐はじめ【外記の政始】🔗🔉

げきのまつりごと‐はじめ外記の政始】 年始・改元・代始めなどに、公卿くぎょうが外記局に参集して、初めて政まつりごとを議した儀式。 ⇒げき‐の‐まつりごと【外記の政】

げき‐ぶし【外記節】🔗🔉

げき‐ぶし外記節】 古浄瑠璃の一派。慶安(1648〜1652)〜明暦(1655〜1658)頃、薩摩外記が京都から江戸に下って語り広めた。荒事風の豪快な語り口で正徳(1711〜1716)頃まで流行。外記。くだりさつま。

げき‐もん【外記門】🔗🔉

げき‐もん外記門】 建春門の別名。

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