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おお‐しま【大島】おほしま🔗🔉

おお‐しま【大島】おほしま 東京都、伊豆諸島中最大の火山島。大島支庁に属する。中央に三原山がある。昭和六一年(一九八六)に大噴火し、全島民が島外に避難した。面積九一平方キロメートル。伊豆大島。和歌山県南部、潮岬の東方にある島。串本節で知られる。面積九・五平方キロメートル。紀伊大島。山口県南東部、瀬戸内海にある島。ミカン栽培が盛ん。昭和五一年(一九七六)完成の大島大橋で本土と結ばれる。面積一二九・六平方キロメートル。周防(すおう)大島。屋代島(やしろじま)鹿児島県、奄美(あまみ)諸島の主島。亜熱帯気候で高温多雨。天然記念物アマミノクロウサギが生息。大島紬(つむぎ)の産地。面積七〇九平方キロメートル。奄美大島。「大島紬(つむぎ)」の略。

おおしま【大島】おほしま🔗🔉

おおしま【大島】おほしま 姓氏の一。

おおしま‐ざくら【大島桜】おほしま‐🔗🔉

おおしま‐ざくら【大島桜】おほしま‐ ヤマザクラの変種。伊豆の大島に多く自生する。新葉とともに、白色または微紅色の香りのある五弁花をつけ、実は熟すと黒紫色。葉は塩漬けにし、桜餅(さくらもち)に使う。

おお‐しまだ【大島田】おほ‐🔗🔉

おお‐しまだ【大島田】おほ‐ 島田髷(まげ)を大きく結い上げたもの。

おおしま‐たかとう【大島高任】おほしまたかたふ🔗🔉

おおしま‐たかとう【大島高任】おほしまたかたふ一八二六〜一九〇一]幕末から明治初期の冶金(やきん)技術者。陸奥(むつ)の人。安政四年(一八五七)釜石鉄鉱山に洋式高炉を建設、日本近代製鉄業の基礎を築いた。

おおしま‐つむぎ【大島×紬】おほしま‐🔗🔉

おおしま‐つむぎ【大島×紬】おほしま‐ 奄美(あまみ)大島から産出する、絣(かすり)織りの紬。手で紡いだ糸を、当地産のティーチキという植物の煮出し液と、泥の中の鉄塩とで茶色に染めて織る。

おおしま‐の【大島の】おほしま‐🔗🔉

おおしま‐の【大島の】おほしま‐ 〔枕〕島は鳴門(なると)や浦(うら)と縁があるところから、「なると」「うら」にかかる。「―なるとはなしに嘆く頃かな」〈後撰・恋一〉「―うら悲しげに声の聞こゆる」〈源・玉鬘〉

おおしま‐ふうつう【大島風通】おほしま‐🔗🔉

おおしま‐ふうつう【大島風通】おほしま‐ 風通織りで黒地に白茶の絣(かすり)模様を織り出した大島紬(つむぎ)に似た絹と綿の混織物。

おおしま‐ぶし【大島節】おほしま‐🔗🔉

おおしま‐ぶし【大島節】おほしま‐ 民謡の一。明治初期、伊豆大島野増(のまし)村の茶もみの作業歌だったという。のち、各地の花柳界に紹介され、座敷歌となった。野増節。

おおしま‐りゅう【大島流】おほしまリウ🔗🔉

おおしま‐りゅう【大島流】おほしまリウ 江戸初期に、大島伴六吉綱(ばんろくよしつな)が始めた槍術(そうじゆつ)の一派。

おおしま‐りょうきち【大島亮吉】おほしまリヤウキチ🔗🔉

おおしま‐りょうきち【大島亮吉】おほしまリヤウキチ一八九九〜一九二八]登山家。東京の生まれ。大正一一年(一九二二)北アルプス槍ヶ岳の冬期初登頂に成功。登山思想の確立に努めたが、昭和三年(一九二八)三月、前穂高岳北尾根で墜落死。著「山」「先蹤者」など。

おおしま‐りょうた【大島蓼太】おほしまレウタ🔗🔉

おおしま‐りょうた【大島蓼太】おほしまレウタ一七一八〜一七八七]江戸中期の俳人。本名は吉川陽喬。信濃の人。別号、雪中庵。桜井吏登(さくらいりとう)に師事。江戸俳壇の実力者で、芭蕉への復帰を唱え、東西に吟行し、門人の数三千といわれた。編著「雪おろし」「蓼太句集」など。

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