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たい‐てい【大抵】🔗🔉

たい‐てい【大抵】 [名]事柄の主要な部分。「事の―を知る」事柄のあらまし。だいたいのようす。また、全体のうちの大部分。おおよそ。おおかた。「―の人が賛成している」[形動](多くあとに打消しの語を伴って用いる)普通であるさま。「苦労は―ではない」「琴や三味線は―で善いから、十分に学問をさせる」〈鉄腸・雪中梅〉大部分に及ぶさま。「―な者は見たばかりで烟(けむ)に巻かれるそうだ」〈魯庵・社会百面相〉ちょうどよい程度であるさま。ほどほど。「勉強も―にしなさい」[副]ほとんどすべてに及ぶさま。たいがい。「温泉なら―行った」「休日は―家で過ごす」かなり確かだと推測するさま。ほぼ間違いなく。十中八九。「八時過ぎなら―会えるだろう」(あとに打消しの語を伴って用いる)ひととおりに。ありきたりに。「あの妹御のお才様は、―気立てのよいお人ぢゃないけれど」〈伎・幼稚子敵討〉ひととおりでなく。相当に。「是でも―銭をかけて習ったのだあ」〈滑・浮世風呂・前〉 [類語]大概・大体・大方(おおかた)・あらかた・大部分・ほとんど・おおむね・概して・多く・普通・通例/多分(たぶん)・恐らく・まず・大方(おおかた)・十中八九

たいていごらん【大抵御覧】🔗🔉

たいていごらん【大抵御覧】 江戸後期の洒落本。一冊。朱楽菅江(あけらかんこう)作。安永八年(一七七九)刊。当時の江戸の新名所三景を背景にその賑わいを描く。書名は、中国宋代の類書「太平御覧(たいへいぎよらん)」のもじり。

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