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広辞苑の検索結果 (2)

たい‐てい【大抵】🔗🔉

たい‐てい大抵】 〔名・副〕 ①おおかた。おおよそ。大概。保元物語(金刀比羅本)「―も摂政関白のほかに執柄しっぺいの臣あひ並び給ふ事、希代の例」。「―の事は知っている」「仕事は―五時には終わる」 ②(打消を伴って)ひととおり。なみなみ。普通。狂言、金津地蔵「子を売るといふは―の事でなけれども」。「気苦労は―ではない」 ③ずいぶん。たいそう。詞葉の花「コレ両国の水茶屋へめつたにゆくな。―銭をださねバならねへ」 ④多分。恐らく。「―大丈夫です」 ⑤(「―にする」の形で)いい加減。ほどほど。「ふざけるのも―にしろ」

たいていごらん【大抵御覧】🔗🔉

たいていごらん大抵御覧】 洒落本しゃれぼん。朱楽館あけらかん主人(朱楽菅江)作。1冊。1779年(安永8)刊。俳諧の宗匠が江戸の新三景を巡り、その賑わいや風俗を描く。題名は中国の「太平御覧たいへいぎょらん」をもじったもの。

大辞林の検索結果 (5)

たい-てい【大抵】🔗🔉

たい-てい [0] 【大抵】 ■一■ (名) (1)全体の中の大部分のもの。ほとんどのもの。大体(ダイタイ)。「―の人は理解できる」 (2)(下に打ち消しの語を伴う)ひととおり。ふつう。「―の努力ではない」「並み―の事ではない」 (3)事柄の本質。主要なところ。大体。「朝廷早く護国の―を議定し/新聞雑誌 5」 ■二■ (形動) 普通であるさま。ほどほど。いい加減。「もう―なところでやめなさい」「琴や三味線は―でよいから,十分学問をさせる/雪中梅(鉄腸)」 ■三■ (副) (1)全部ではないがほとんど。おおよそ。大体。「問題は―できた」 (2)普通なら。大体。「八時には―帰っている」「―気がつきそうなものだが」 (3)非常に。相当に。「―心遣ひをしたわいなあ/歌舞伎・助六」 〔「大体」「大底」などとも書かれた〕

たいてい=にする🔗🔉

――にする ほどほどにする。いい加減にする。「悪ふざけも―しろ」「やせ我慢なら―して置く方が宜からうぜ/浮雲(四迷)」

たいてい=や大方(オオカタ)🔗🔉

――や大方(オオカタ) たいがい。だいたい。「善右衛門といふやつが―悪いやつぢやない/浄瑠璃・艶容女舞衣」

たいていごらん【大抵御覧】🔗🔉

たいていごらん 【大抵御覧】 〔「太平御覧」のもじり〕 洒落本。一冊。朱楽(アケラ)菅江作。1779年刊。俳諧宗匠漢張軒博望の見聞記の体裁で,今戸の三橋亭・三又(ミツマタ)の中洲(ナカス)・高田の新富士を狂文で紹介。

たいてい【大抵】(和英)🔗🔉

たいてい【大抵】 ⇒大概(たいがい).

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