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とこ‐よ【常世】🔗🔉

とこ‐よ【常世】 常世の国」に同じ。「―にと我が行かなくに小金門(をかなと)にもの悲しらに」〈万・七二三〉常世の国」に同じ。「田道間守(たぢまもり)―に渡り」〈万・四一一一〉永久に変わらないこと。永遠。「我妹子(わぎもこ)が見し鞆(とも)の浦のむろの木は―にあれど見し人そなき」〈万・四四六〉

とこよ‐の‐かみ【常世の神】🔗🔉

とこよ‐の‐かみ【常世の神】 〔連語〕常世の国の神。長寿・富などを授けるとされる。「太秦(うつまさ)は神とも神と聞え来る―を打ち懲(きた)ますも」〈皇極紀・歌謡〉

とこよ‐の‐くに【常世の国】🔗🔉

とこよ‐の‐くに【常世の国】 〔連語〕死者の行く永遠の世界。黄泉(よみ)の国。古代、海のかなたにあると考えられた不老不死の国。

とこよ‐の‐ながなきどり【常世の長鳴き鳥】🔗🔉

とこよ‐の‐ながなきどり【常世の長鳴き鳥】(にわとり)の別名。「―を集めて鳴かしめて」〈記・上〉

とこよ‐もの【常世物】🔗🔉

とこよ‐もの【常世物】 《常世の国から田道間守(たじまもり)が持ち帰ったと伝えられるところから》橘(たちばな)の古名。「―この橘のいや照りにわご大君は今も見るごと」〈万・四〇六三〉

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