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ずみ【×桷・棠=梨】🔗🔉

ずみ【×桷・棠梨】 バラ科の落葉小高木。山地に多く、全体にとげがある。葉は楕円形。四〜六月ごろ白い五弁花が咲き、秋に紅あるいは黄色の丸い実がなる。庭木として植えられ、樹皮は染料になる。こりんご。こなし。姫海棠(ひめかいどう)。三つ葉海棠。甘棠(かんとう)。《季 夏》「たちよれば深山ぐもりに―の花/蛇笏」

とういんひじ【棠陰比事】タウインヒジ🔗🔉

とういんひじ【棠陰比事】タウインヒジ 中国の裁判物語集。南宋の桂万栄撰。五巻。古今の優れた犯罪捜査・判例など一四四を集めたもの。日本でも江戸時代に「棠陰比事物語」として翻訳され、西鶴の「本朝桜陰比事」など多くの翻案物が作られた。

はねず【唐=棣=花・棠=棣・朱=華】🔗🔉

はねず【唐花・棠棣・朱華】 初夏に赤い花をつける植物の名。ニワウメ・ニワザクラなど諸説がある。「夏まけて咲きたる―ひさかたの雨うち降らば移ろひなむか」〈万・一四八五〉「唐棣花(はねず)色」の略。「浄位より已上(かみつかた)は、ならびに―を着る」〈天武紀〉

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[音]トウ    ドウ [部首]木 [総画数]12 [コード]区点    6011      JIS   5C2B      S‐JIS 9EA9 [難読語] →ずみ【桷・棠梨】はねず【唐棣花・棠棣・朱華】

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