かっ‐けい【活計】_クワツ‐ 暮らしを営むこと。また、その手段。生計。「―を立てる」豊かな暮らし。ぜいたく。「日々寄り合ひ―を尽くす」〈太平記・三三〉

た‐ずき【方_＝便・活_＝計】_たづき 《「手_（た）付_（つ）き」の意。「たつき」とも》生活の手段。生計。「此地に善き世渡の―あらば」〈鴎外・舞姫〉事をなすためのよりどころ。たより。よるべ。「言ふすべの―もなきは我が身なりけり」〈万・四〇七八〉ようす。状態。また、それを知る手がかり。「世の中の繁き仮廬_{（かりほ）}に住み住みて至らむ国の―知らずも」〈万・三八五〇〉