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じょう‐ど【浄土】ジヤウ‐🔗🔉

じょう‐ど【浄土】ジヤウ‐ 仏語。一切の煩悩(ぼんのう)やけがれを離れた、清浄な国土。仏の住む世界。特に、阿弥陀仏の住む極楽浄土。西方浄土。「欣求(ごんぐ)―」穢土(えど)「浄土宗」の略。

じょうど‐おうじょう【浄土往生】ジヤウドワウジヤウ🔗🔉

じょうど‐おうじょう【浄土往生】ジヤウドワウジヤウ 死後、仏や菩薩の住む浄土に生まれかわること。

じょうど‐きょう【浄土教】ジヤウドケウ🔗🔉

じょうど‐きょう【浄土教】ジヤウドケウ 仏語。極楽浄土に往生することを説く教え。阿弥陀仏の誓いを信じ、念仏して死後に極楽浄土に生まれることを願う教え。浄土宗・浄土真宗・時宗・融通念仏宗など。

じょうど‐ごそ【浄土五祖】ジヤウド‐🔗🔉

じょうど‐ごそ【浄土五祖】ジヤウド‐ 浄土教で重んじる、中国の五人の高僧。曇鸞(どんらん)・道綽(どうしやく)・善導・懐感・少康。

じょうど‐さんぶきょう【浄土三部経】ジヤウドサンブキヤウ🔗🔉

じょうど‐さんぶきょう【浄土三部経】ジヤウドサンブキヤウ 浄土宗・浄土真宗などで最も重んじる三種の経典。無量寿経・観無量寿経・阿弥陀経。

じょうど‐じ【浄土寺】ジヤウド‐🔗🔉

じょうど‐じ【浄土寺】ジヤウド‐ 広島県尾道市にある真言宗泉涌寺派の大本山。山号は転法輪山。聖徳太子の創建と伝える。徳治元年(一三〇六)西大寺の定証が中興、江戸中期から真言宗となる。本堂・多宝塔は国宝。兵庫県小野市にある高野山真言宗の寺。山号は極楽山。聖武天皇の勅願により行基が開創。広渡寺と称したが荒廃し、鎌倉初期に東大寺の播磨(はりま)別所として重源(ちようげん)が再興、現寺号に改めた。阿弥陀三尊像・浄土堂は国宝。

じょうど‐しゅう【浄土宗】ジヤウド‐🔗🔉

じょうど‐しゅう【浄土宗】ジヤウド‐ 平安末期、法然上人源空を宗祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の聖典とするが、特に観無量寿経を重視して、専修念仏によって極楽浄土への往生を宗旨とする。総本山は京都の知恩院。

じょうど‐しんしゅう【浄土真宗】ジヤウド‐🔗🔉

じょうど‐しんしゅう【浄土真宗】ジヤウド‐ 浄土宗の開祖である法然(ほうねん)の弟子の親鸞(しんらん)を開祖とする浄土教の一派。浄土三部経を所依の経典とするが、特に無量寿経により阿弥陀仏の本願の信心を重視し、称名念仏は仏恩報謝の行であるとするのを宗旨とする。真宗。門徒宗。一向宗。

じょうど‐すごろく【浄土△双六】ジヤウド‐🔗🔉

じょうど‐すごろく【浄土双六】ジヤウド‐ 絵双六の一。江戸時代に流行したもので、南閻浮洲(なんえんぶしゆう)を振り出しに浄土を上がりとする。賽(さい)には「南・無・分・身・諸・仏」の六字を刻み、悪い目を振ると地獄に落ち、よい目を振ると浄土に至る。

じょうどせんねん‐しゅう【浄土専念宗】ジヤウドセンネン‐🔗🔉

じょうどせんねん‐しゅう【浄土専念宗】ジヤウドセンネン‐ 浄土宗の異称。

じょうど‐の‐あるじ【浄土の△主】ジヤウド‐🔗🔉

じょうど‐の‐あるじ【浄土の主】ジヤウド‐ 極楽浄土の主である仏、すなわち阿弥陀仏。

じょうど‐はっそ【浄土八祖】ジヤウド‐🔗🔉

じょうど‐はっそ【浄土八祖】ジヤウド‐ 浄土宗鎮西派で、浄土教の正統を継承したとする八人の高僧。インドの馬鳴(めみよう)・竜樹・世親、中国の菩提流支(ぼだいるし)・曇鸞(どんらん)・道綽(どうしやく)・善導、日本の源空(法然)。

じょうど‐へんそう【浄土変相】ジヤウドヘンサウ🔗🔉

じょうど‐へんそう【浄土変相】ジヤウドヘンサウ 浄土における仏や荘厳のさまを描いた図絵。浄土変ともいい、阿弥陀浄土変・弥勒(みろく)浄土変・霊山浄土変などがある。浄土曼荼羅(まんだら)

じょうど‐まんだら【浄土×曼×荼羅】ジヤウド‐🔗🔉

じょうど‐まんだら【浄土××荼羅】ジヤウド‐ 浄土変相(へんそう)のこと。

じょうど‐もん【浄土門】ジヤウド‐🔗🔉

じょうど‐もん【浄土門】ジヤウド‐ 阿弥陀仏の広大な誓いを信じ、念仏して極楽浄土に往生することを説く、他力の教え。浄土宗・浄土真宗・時宗・融通念仏宗など。他力門。→聖道門(しようどうもん)

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