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うき‐ね【浮き寝】🔗🔉

うき‐ね【浮き寝】 水鳥が水に浮いたまま寝ること。人が船の中で寝ること。「波の上に―せし宵あど思(も)へか心悲しく夢(いめ)に見えつる」〈万・三六三九〉心が落ち着かないで、安眠できず横になっていること。「涙川枕流るる―には夢も定かに見えずぞありける」〈古今・恋一〉夫婦でない男女のかりそめの添い寝。「いとかう仮なる―のほどを思ひ侍るに」〈源・帚木〉

うきね‐の‐とこ【浮き寝の床】🔗🔉

うきね‐の‐とこ【浮き寝の床】 水の上や船の中などの寝る所。「鴛鴦(をしどり)の―や荒れぬらむつららゐにけり昆陽(こや)の池水」〈千載・冬〉

うきね‐の‐とり【浮き寝の鳥】🔗🔉

うきね‐の‐とり【浮き寝の鳥】 水に浮いたまま寝る鳥。和歌ではふつう、思う人に会えない嘆きにたとえていう。「涙川―となりぬれど人にはえこそみなれざりけれ」〈千載・恋一〉

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