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うみ‐まつ【海松】🔗🔉

うみ‐まつ【海松】 海岸に生えている松。ウミカラマツの別名。海藻「みる」にあてた「海松」の訓読み。「おぼつかな今日は子(ね)の日か海人(あま)ならば―をだに引かましものを」〈土佐〉

みる【海=松・水=松】🔗🔉

みる【海松・水松】 ミル科の緑藻。干潮線から水深約三〇メートルの岩上に生え、高さ二〇〜四〇センチ。体は丸ひも状で二またに分枝を繰り返し、扇状となる。食用。みるめ。みるぶさ。みるな。またみる。《季 春》「汐満ぬ雫うれしや籠の―/召波」海松色(みるいろ)」に同じ。

みる‐いろ【海=松色・水=松色】🔗🔉

みる‐いろ【海松色・水松色】 黒みがかった萌葱(もえぎ)色。木賊(とくさ)色。みる。(かさね)の色目の名。表は萌葱、裏は青。また、表は黒萌葱、裏は白。

みる‐がい【海=松貝・水=松貝】‐がひ🔗🔉

みる‐がい【海松貝・水松貝】‐がひ ミルクイガイの別名。

みるくい‐がい【海=松食貝・水=松食貝】みるくひがひ🔗🔉

みるくい‐がい【海松食貝・水松食貝】みるくひがひ バカガイ科の二枚貝。内湾の浅い泥底にすむ。貝殻は長卵形で、殻長一四センチくらい。殻表は白色で、黒褐色の殻皮をかぶり、後端から太い水管を出す。名は、水管に海藻ミルが着生し、これを食べているように見えることによる。水管をすし種にする。みるがい。みるくい。

みる‐ちゃ【海=松茶・水=松茶】🔗🔉

みる‐ちゃ【海松茶・水松茶】 みる色を帯びた茶色。暗緑色をした茶色。

みる‐め【海=松△布・水=松△布】🔗🔉

みる‐め【海布・水布】 《「め」は海藻の意》海藻ミルのこと。和歌では多く「見る目」に掛けて用いる。「みつしほの流れひるまを会ひがたみ―の浦によるをこそ待て」〈古今・恋三〉

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