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無き手を出(いだ)・す🔗🔉

無き手を出(いだ)・す この上もない秘術を尽くす。「仲頼の主(ぬし)、なき手出(いだ)して遊ぶ」〈宇津保・嵯峨院〉ありとあらゆる手段をめぐらす。「いかでこの人のためにはと、―・し」〈源・帚木〉

無きにしも非(あら)ず🔗🔉

無きにしも非(あら)ず ないわけではない。ないとは限らない。少しはある。「勝利の可能性は―だ」

無きにな・す🔗🔉

無きにな・す ないものとする。数のうちに入れず、顧みない。「わが身を―・しても」〈源・賢木〉

なき‐こと【無き事】🔗🔉

なき‐こと【無き事】 〔連語〕ありもしないこと。身に覚えのないこと。無実。「―によりかく罪せられ給ふを」〈大鏡・時平〉

なき‐な【無き名】🔗🔉

なき‐な【無き名】 〔連語〕身に覚えのないうわさ。ぬれぎぬ。「―ぞと人には言ひてありぬべし心の問はばいかが答へむ」〈後撰・恋三〉

なき‐もの【亡き者・無き者】🔗🔉

なき‐もの【亡き者・無き者】 〔連語〕死んでこの世にいない者。死者。死人。「―となる」

なき‐よ【無き世】🔗🔉

なき‐よ【無き世】 〔連語〕死んだあとの世。死後。「―を思ひの数々に」〈謡・小督〉

なきよ‐がたり【無き世語り】🔗🔉

なきよ‐がたり【無き世語り】 死後のうわさ話。死後の評判。「―も恥づかしとて」〈謡・実盛〉

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