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はしょう‐ふう【破傷風】ハシヤウ‐🔗🔉

はしょう‐ふう【破傷風】ハシヤウ‐ 破傷風菌によって起こる重い感染症。届出伝染病の一。菌が傷口から侵入し、その神経毒のため、口がこわばって開きにくく、全身の筋肉に硬直・痙攣(けいれん)が現れ、呼吸困難に陥って死亡する危険がある。治療に困難を伴うので、予防接種が重要。

はしょうふう‐きん【破傷風菌】ハシヤウフウ‐🔗🔉

はしょうふう‐きん【破傷風菌】ハシヤウフウ‐ 破傷風の病原菌。グラム陽性の桿菌(かんきん)。嫌気性で、土壌中に存在する。明治二二年(一八八九)北里柴三郎が培養に成功し、抗毒素血清を作った。

はしょうふう‐けっせい【破傷風血清】ハシヤウフウ‐🔗🔉

はしょうふう‐けっせい【破傷風血清】ハシヤウフウ‐ 破傷風の治療に用いる抗毒素血清。かつては免疫をつけた馬から得ていたが、現在は破傷風免疫グロブリンが用いられる。

はしょうふう‐トキソイド【破傷風トキソイド】ハシヤウフウ‐🔗🔉

はしょうふう‐トキソイド【破傷風トキソイド】ハシヤウフウ‐ 破傷風菌のつくる毒素を無毒化したトキソイド。予防接種として注射し、免疫をつくる。

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