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やりつ【耶律】🔗🔉

やりつ【耶律】 契丹(きつたん)族の姓の一。

やりつ‐あぼき【耶律阿保機】🔗🔉

やりつ‐あぼき【耶律阿保機】八七二〜九二六]中国、遼(りよう)の初代皇帝。在位九一六〜二六。廟号(びようごう)は太祖。唐末の九〇七年、契丹八部を統一してハン位につき、のち皇帝となった。しばしば長城を越えて華北に侵入。西方の諸部族を征服するとともに、九二六年渤海国を滅ぼし、中国東北部からモンゴル高原を支配する一大帝国とした。

やりつ‐そざい【耶律楚材】🔗🔉

やりつ‐そざい【耶律楚材】一一九〇〜一二四四]モンゴル帝国初期の功臣。字(あざな)は晋卿(しんけい)。諡(おくりな)は文正。契丹族に属し、遼(りよう)の王族の子孫。金に仕えたが、チンギス=ハンに降って政治顧問となり、オゴタイ=ハンに信任されて中書令となり、行政制度・税制などの基礎を確立。文集「湛然居士集」、見聞記「西遊録」。

やりつ‐たいせき【耶律大石】🔗🔉

やりつ‐たいせき【耶律大石】?〜一一四三]カラキタイ(西遼)の初代皇帝。在位一一三二〜四三。字(あざな)は重徳。廟号(びようごう)は徳宗。遼の王族の出身。遼が金の攻撃を受けると外モンゴルに逃れ、のち西進して制圧、一一三二年カラハン朝を倒し、フス‐オルダ(ベラサグン)で即位。さらに東西トルキスタンを制圧。

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