複数辞典一括検索+

いばら【×茨・×・×棘】🔗🔉

いばら【×茨・××棘】 バラ・カラタチなど、とげのある低木の総称。(けいきよく)人里近くに多いバラ科バラ属の低木の総称。ノイバラ・ヤマイバラ・ヤブイバラなど。《季 花=夏 実=秋》「―さくや根岸の里の貸本屋/子規」植物のとげ。身に受ける苦難のたとえ。「―の人生」唐破風(からはふ)などで、下部の曲線がとげ状の突起となっている所。

いばら‐がき【×茨垣】🔗🔉

いばら‐がき【×茨垣】 バラ・カラタチなど、とげの多い木で作った生け垣。ばらがき。

いばらき【茨木】🔗🔉

いばらき【茨木】 大阪府北部の市。慶長年間(一五九六〜一六一五)は片桐且元(かたぎりかつもと)の城下町。江戸時代は宿場町として発展。電気機械・化学工業が盛ん。人口二五・一万。

いばらき【茨木】🔗🔉

いばらき【茨木】 歌舞伎舞踊。長唄。河竹黙阿弥作詞、三世杵屋正次郎作曲。明治一六年(一八八三)東京新富座初演。茨木童子の伝説に取材したもの。

いばらき【茨城】🔗🔉

いばらき【茨城】 関東地方北東部の太平洋側の県。もとの常陸(ひたち)国全域と下総(しもうさ)国北西部を占める。県庁所在地は水戸市。

いばらき‐だいがく【茨城大学】🔗🔉

いばらき‐だいがく【茨城大学】 水戸市に本部のある国立大学。旧制水戸高等学校・多賀工業専門学校・茨城師範学校・茨城青年師範学校を母体に、昭和二四年(一九四九)新制大学として発足。同二七年、茨城県立農科大学をも統合した。

いばらき‐どうじ【茨木童子】🔗🔉

いばらき‐どうじ【茨木童子】 京都の羅生門で渡辺綱(わたなべのつな)に片腕を切り取られ、のちに綱の伯母に化けてその片腕を奪い返したという、伝説上の鬼。

いばら‐の‐みち【×茨の道】🔗🔉

いばら‐の‐みち【×茨の道】 茨の生えている道。困難な状況や苦難の多い人生にたとえる。いばらみち。

いばら‐も【×茨藻】🔗🔉

いばら‐も【×茨藻】 イバラモ科の一年草。湖や池沼の水中に生え、長さ三〇〜六〇センチ。茎は硬く、もろい。よく枝分かれし、葉は線形で、三枚が輪生。雌雄異株。夏から秋、葉の付け根に小花をつける。

うばら【×茨・=棘】🔗🔉

うばら【×茨・棘】 とげのある植物のこと。いばら。ノイバラの別名。《季 夏》

ばら‐がき【×茨×掻き】🔗🔉

ばら‐がき【××掻き】 [名・形動]所きらわずひっかくこと。また、そのさまや、そのあと。「顔や手足を―にして逃出した器量人もあった」〈魯庵・社会百面相〉みだらなこと。みだりがわしいこと。また、そのさま。「実にろんどんじゃあ、女がそんなに―かネ」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉あとさきを考えないで行うこと。乱暴なこと。また、そのさま。向こう見ず。無鉄砲。「そんな―な事を言ってくれえ込んだらどうするのだ」〈伎・櫓太鼓鳴音吉原〉

ばら‐せん【=棘線・×茨線】🔗🔉

ばら‐せん【棘線・×茨線】 「有刺鉄線」の俗称。

まんだ‐の‐つつみ【茨田の堤】🔗🔉

まんだ‐の‐つつみ【茨田の堤】 大阪府枚方(ひらかた)市から守口市付近にかけての、淀川東岸に築かれた古代の堤防。仁徳天皇が造らせたといわれ、名称は古代の郡名に由来する。

むばら【×茨】🔗🔉

むばら【×茨】うばら」に同じ。「巌(いはほ)の苔むし―這(は)ひかかりたるなりけり」〈今昔・一三・一二〉

🔗🔉

[音]シ [訓]いばら [部首]艸 [総画数]9 [コード]区点    1681      JIS   3071      S‐JIS 88EF [難読語] →いばらき【茨木】いばらき【茨城】の‐いばら【野薔薇・野茨】ぼう‐し【茅茨】

大辞泉で始まるの検索結果 1-15