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しん‐じゅう【心中】‥ヂユウ🔗🔉

しん‐じゅう心中‥ヂユウ ①人に対して義理を立てること。歌舞伎、傾城壬生大念仏「一目も逢はぬ某に―を立て給ふ心ざしを思ひやり」 ②相愛の男女がその真実を相手に示す証拠。放爪・入墨・断髪・切指の類。歌舞伎、けいせい仏の原「それならばおれに惚れたといふ―を見しや」 ③相愛の男女がいっしょに自殺すること。情死。浮世草子、好色万金丹「奈良屋のまんが生玉いくだまの―」。「―をとげる」 ④転じて、一般に二人以上のものがともに死を遂げること。「親子―」 ⑤比喩的に、打ちこんでいる仕事や組織などと運命をともにすること。「会社と―する」 ⇒しんじゅう‐ずく【心中尽】 ⇒しんじゅう‐だて【心中立て】 ⇒しんじゅう‐ばこ【心中箱】 ⇒しんじゅう‐もの【心中物】 ⇒しんじゅう‐よし【心中善し】

広辞苑 ページ 10208 での心中単語。