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○医者の不養生いしゃのふようじょう🔗⭐🔉
○医者の不養生いしゃのふようじょう
ひとには養生をすすめる医者も、自分は案外いい加減なことをしていること。また、理屈のよくわかっている立場の人が、自分では実行をしないことのたとえ。儒者の不身持。坊主の不信心。
⇒い‐しゃ【医者】
いしゃ‐ぼうず【医者坊主】‥バウ‥
(多く剃髪していたからいう)江戸時代の医者の称。
⇒い‐しゃ【医者】
いしゃ‐ぼん【医者坊】
①坊主頭の医者。
②思うことのかなわぬ意をあらわす江戸時代の流行語。傾城色三味線「是ぞ浮世のはやり詞に叶はぬ事を―といふは汝が事よとわらはれし」
③たいこ医者。口が達者で軽薄がましい医者。風俗文選「慶庵とも―ともいふ也」
⇒い‐しゃ【医者】
いし‐やま【石山】
①石の多い山。岩の重なり合った山。
②石材を切り出す山。
いしやま【石山】
①滋賀県大津市の一部。観月の勝地。近江八景の一つに石山の秋月という。(歌枕)
②石山寺の略。古今和歌集秋「―に詣でける時」
③「石山詣で」の略。源氏物語浮舟「かしこには―もとまりて」
④大坂城址旧本丸の地の古称。
⇒いしやま‐ぎれ【石山切】
⇒いしやま‐でら【石山寺】
⇒いしやまでら‐えんぎ【石山寺縁起】
⇒いしやま‐ほんがんじ【石山本願寺】
⇒いしやま‐もうで【石山詣で】
いしやま‐ぎれ【石山切】
古筆切こひつぎれの一つ。西本願寺本「三十六人集」のうち1929年(昭和4)に分割された「貫之集」下と「伊勢集」との断簡。料紙の美しさで有名。→三十六人集。
⇒いしやま【石山】
いしやま‐でら【石山寺】
滋賀県大津市石山にある真言宗の寺。762年(天平宝字6)ごろ造東大寺司の一部として成立。良弁の開創と伝える。西国三十三所第13番の札所。本堂・多宝塔のほか、縁起・文書・一切経など多数の文化財を所蔵。
⇒いしやま【石山】
いしやまでら‐えんぎ【石山寺縁起】
石山寺草創の縁起と種々の霊験を説いた絵巻。7巻33段。本文は正中(1324〜1326)年間に書かれたが、絵巻としての完成は後代に及ぶ。第1・2・3巻は14世紀後半、詞書は石山寺座主杲守こうしゅの筆跡、絵は高階隆兼一派の作風を示して秀作。第5巻も同時期で、詞は冷泉為重、絵は粟田口隆光と伝承。第4巻は1497年(明応6)三条西実隆の詞、土佐光信の絵。第6・7巻は江戸時代、飛鳥井雅章の詞に谷文晁が絵を補った。
⇒いしやま【石山】
いしやま‐ほんがんじ【石山本願寺】‥グワン‥
石山4の地にあった浄土真宗の本山。1496年(明応5)蓮如の開創。1532年(天文1)孫の証如が本山とし、堅固な要塞に整え、70年(元亀1)以降の織田信長との合戦の拠点となったが、80年(天正8)開城の際の火災で廃滅。石山御堂。大坂御坊。
⇒いしやま【石山】
いしやま‐もうで【石山詣で】‥マウデ
滋賀県石山寺に参詣すること。特に陰暦10月甲子の日に参詣すること。また、その参詣者。
⇒いしやま【石山】
いしゃら‐がい【いしゃら貝】‥ガヒ
キサゴの別称。(物類称呼)
いし‐やり【石槍】
⇒せきそう
いしゃ‐りょう【慰謝料・慰藉料】ヰ‥レウ
生命・身体・自由・名誉・貞操などを侵害する不法行為によって生じた精神的苦痛に対する損害賠償。
⇒い‐しゃ【慰藉】
い‐しゅ【異株】
異なる株。根元が別なこと。→雌雄異株
い‐しゅ【異種】
種類の異なること。異なった種類。
⇒いしゅ‐こうはい【異種交配】
い‐しゅ【異趣】
普通とはことなったおもむき。風変り。岡本かの子、河明り「庭も茶室もまだこの―の材料を使ひこなせないところがあつて、鄙俗ひぞくの調子を帯びてゐた」
い‐しゅ【意趣】
①心の向かうところ。考え。意向。平家物語2「衆徒の―に至るまで」
②意地。無理を通そうとすること。古今著聞集9「従者一人うしなひてんずることは損なれども、―なればとて」
③理由。わけ。保元物語「その難をのがれんためにいづるなり。全く別の―にあらず」
④(イシとも)恨みを含むこと。うらみ。平家物語7「全く義仲においては、御辺に―思ひ奉らず」。「―を晴らす」
⑤「意趣返し」の略。浄瑠璃、神霊矢口渡「昨日の―に一番参ろか」
⇒いしゅ‐うち【意趣討】
⇒いしゅ‐がえし【意趣返し】
⇒いしゅ‐ぎり【意趣斬】
⇒いしゅ‐ばらし【意趣晴らし】
⇒いしゅ‐ふし【意趣節】
い‐しゅ【遺珠】ヰ‥
[荘子天地「其の玄珠を遺わすれたり」]
①ひろわれないでのこっている珠たま。
②世人に知られていない賢人。また、傑作の詩文。
い‐しゅ【縊首】
首をくくって死ぬこと。
い‐じゅ【伊集】
(沖縄で)(→)ヒメツバキ1の称。
い‐じゅ【医儒】
医者で儒者をかねた人。儒医。
い‐しゅう【伊州】‥シウ
伊賀国の別称。
い‐しゅう【異宗】
異なった宗教や宗派。他宗。
い‐しゅう【異臭】‥シウ
変なにおい。いやなにおい。「―を放つ」
い‐しゅう【異執】‥シフ
〔仏〕異論や邪説に執着する迷いの心。
い‐しゅう【意執】‥シフ
〔仏〕あることに固執する迷いの心。源平盛衰記19「―我執を存せんこと三途の苦悩遁れ難し」
い‐しゅう【遺習】ヰシフ
現在までのこっている昔の風俗習慣。
い‐しゅう【蝟集・猬集】ヰシフ
(蝟・猬ともに、はりねずみの意)はりねずみの毛のように、多く寄り集まること。「周囲に群衆が―する」
い‐じゅう【移住】‥ヂユウ
①他の土地または国へ移り住むこと。「―者」
②開拓・征服などの目的で種族・民族などの集団がある土地から他の土地へ移動・定住すること。
いしゅ‐うち【意趣討】
恨みを晴らすために相手を討ちとること。
⇒い‐しゅ【意趣】
いしゅ‐がえし【意趣返し】‥ガヘシ
恨みをかえすこと。復讐。
⇒い‐しゅ【意趣】
いしゅ‐ぎり【意趣斬】
恨みを晴らすために人を斬ること。
⇒い‐しゅ【意趣】
い‐しゅく【畏縮】ヰ‥
おそれちぢこまること。「師の前で―する」
い‐しゅく【萎縮】ヰ‥
(「委縮」は代用表記)
①なえしなびてちぢむこと。元気がなくなること。相手の勢いに圧倒されてちぢこまること。「気持が―する」
②一度正常の大きさに発達した器官などの組織容積が小さくなること。病的に起こるほか、思春期以後の胸腺、更年期の卵巣・乳腺などのように、年齢により生理的に起こるものもある。
⇒いしゅく‐じん【萎縮腎】
⇒いしゅく‐びょう【萎縮病】
い‐じゅく【異熟】
〔仏〕(梵語vipāka)過去の善悪によって得た果報。善業により楽果を、悪業により苦果を得るように、善悪の原因に対して、苦楽という異なった果報を得るので、異熟という。
いしゅく‐じん【萎縮腎】ヰ‥
腎臓が硬くちぢむ疾患。また、その状態。高血圧性の細動脈硬化あるいは慢性腎炎の結果として起こり、腎機能は損なわれる。
⇒い‐しゅく【萎縮】
いしゅく‐びょう【萎縮病】ヰ‥ビヤウ
植物の病害。茎や葉の生長が害され、著しく萎縮・矮性となる病気の総称。ウイルスによるイネ萎縮病、ファイトプラズマによるクワ萎縮病など。
⇒い‐しゅく【萎縮】
いしゅ‐こうはい【異種交配】‥カウ‥
種しゅの異なる生物を交配すること。異種間では通常、生殖はおこりにくく、生まれた子は生殖能力を欠くか(例、ラバ)、またはそれが低い。
⇒い‐しゅ【異種】
い‐しゅつ【移出】
他所に移し出すこと。特に輸出と区別して、一国内である地域から他の地域へ貨物を出すこと。「穀物を―する」↔移入
い‐じゅつ【医術】
病気や傷をなおすための技術。「―の進歩」
い‐じゅつ【異術】
不思議な術。魔術。妖術。
イジュティハード【ijtihād アラビア】
(学問的努力の意)イスラム法における専門家の解釈行為。法学者が聖典などを根拠として法の規定を導き出すこと。イスラム法は法学者の解釈に立脚するため、事実上の立法機能に当たる。
いしゅ‐ばらし【意趣晴らし】
復讐して恨みを晴らすこと。
⇒い‐しゅ【意趣】
いしゅ‐ふし【意趣節】
意趣になるような点。恨みや難癖。歌舞伎、傾情吾嬬鑑「閑心さまも長兵衛も、切れてしまへば―ないといふもの」
⇒い‐しゅ【意趣】
いし‐ゆみ【石弓・弩】
①古代中国で、ばねじかけで射たという大きな弓。弩ど。おおゆみ。
②石を支える木を城壁・山崖などに架し、頃合を見計らって木につけた綱を切って石を転落させ、敵を圧殺する装置。奥州後三年記「近きものをば―をはづして之をうつ」
③Y字形の木・金具にゴム紐をつけ、小石をはじいて小鳥などを捕るもの。ぱちんこ。
い‐じゅん【依遵】
よりしたがうこと。
い‐じゅん【違順】ヰ‥
〔仏〕違境(苦を感ずる境界)と順境(楽を感ずる境界)。順違。徒然草「―に使はるることはひとへに苦楽のためなり」
い‐しょ【位署】ヰ‥
公文に官位を連ねて書くこと。また、その書式。官と位と相当の時は、「中納言従三位」のように官を上にする。相当しない時は、位を上にして、位が高ければ間に「行ぎょう」の字を加え(「正二位行大納言」)、官が高ければ間に「守しゅ」の字を加えた(「従三位守大納言」)。位署書いしょがき。
い‐しょ【医書】
医術・医学のことを記した書籍。
い‐しょ【移書】
文書を回付すること。また、その文書。まわしぶみ。
い‐しょ【異書】
①仙術などの神異なことを書いた秘書。
②(→)異本1に同じ。
い‐しょ【遺書】ヰ‥
①死後のために遺した手紙や文書。
②後世に遺した著書。
③諸所に散逸した書物。
い‐しょ【遺緒】ヰ‥
先人の遺しておいた事業。
い‐しょ【緯書】ヰ‥
経書に付託して禍福・吉凶・祥瑞・予言(讖しん)を記した書物。経書に対していう。詩緯・易緯・書緯・礼緯・楽緯・春秋緯・孝経緯(以上七緯という)など。孔子の作というが、前漢末の偽作。のち禁書となり、いまは佚文いつぶんを伝えるのみ。→讖緯
い‐しょう【衣裳・衣装】‥シヤウ
①衣と裳も。きもの。衣服。「花嫁―」
②俳優・踊子などが演技の際に用いる衣服。舞楽・能では装束という。
⇒いしょう‐あわせ【衣裳合せ】
⇒いしょう‐がさね【衣裳重ね】
⇒いしょう‐かた【衣裳方】
⇒いしょう‐きせ【衣裳着せ】
⇒いしょう‐くらべ【衣裳競べ】
⇒いしょう‐ごのみ【衣裳好み】
⇒いしょう‐だんす【衣裳箪笥】
⇒いしょう‐づくし【衣裳尽し】
⇒いしょう‐づけ【衣裳付け】
⇒いしょう‐どころ【衣裳所】
⇒いしょう‐にんぎょう【衣裳人形】
⇒いしょう‐ぬい【衣裳縫い】
⇒いしょう‐びいな【衣裳雛】
⇒いしょう‐びつ【衣裳櫃】
⇒いしょう‐まく【衣裳幕】
⇒いしょう‐もち【衣裳持ち】
い‐しょう【囲障】ヰシヤウ
〔法〕民法上、隣りあった建物の所有者が共同の費用で境界上に設けるべき遮蔽設備のこと。協議が調わなければ高さ2メートルの板塀か竹垣などとする。
い‐しょう【称唯】ヰ‥
(文字を転倒してよむのは、「譲位」と音が近いのを避けるためという)貴人から呼ばれた時に「おお」と答えること。儀式の次第書や記録に書く。貞観儀式「召使―」
い‐しょう【帷牆】ヰシヤウ
ひきまくとかきね。近侍の臣妾をいう。
⇒いしょう‐の‐せい【帷牆の制】
い‐しょう【異生】‥シヤウ
〔仏〕(→)凡夫ぼんぶに同じ。
い‐しょう【異性】‥シヤウ
⇒いせい
い‐しょう【異称】
別の名。別称。いみょう。
い‐しょう【意匠】‥シヤウ
①工夫をめぐらすこと。趣向。工夫。海道記「魯般、―窮めて風をなし」。「―を凝らす」
②美術・工芸・工業品などの形・模様・色またはその構成について、工夫を凝らすこと。また、その装飾的考案。デザイン。
⇒いしょう‐けん【意匠権】
⇒いしょう‐こうこく【意匠広告】
⇒いしょう‐し【意匠紙】
⇒いしょう‐ず【意匠図】
⇒いしょう‐とうろく【意匠登録】
⇒いしょう‐ほう【意匠法】
い‐しょう【遺詔】ヰセウ
帝王の遺言。
い‐じょう【以上・已上】‥ジヤウ
①程度・数量などについて、それより多い、または優れていること。法律・数学などでは、基準の数量を含みそれより上。「18歳―」「中級―」「予想―のでき」
②これまで続けてきたこと。今までに述べたこと。「―で報告を終わります」
③手紙・目録・箇条書などの末に記して、「これまでで終わる」という意を表す語。「太郎・次郎・三郎、―3名」
④高度の位置・技量などに達すること。至花道「是を集め、非を除のけて、―して時々上手の見する」
⑤御目見以上おめみえいじょうの略。
⑥(接続助詞のように)…からには。…の上は。「約束した―、必ず実行いたします」
↔以下
い‐じょう【囲繞】ヰゼウ
(イニョウとも)かこいめぐらすこと。
い‐じょう【委譲】ヰジヤウ
他にゆだねゆずること。「権利を―する」
い‐じょう【移乗】
のりうつること。
い‐じょう【移譲】‥ジヤウ
他にゆずりうつすこと。
い‐じょう【異状】‥ジヤウ
普通とはちがった状態。別状。「体の―を訴える」
⇒いじょう‐し【異状死】
い‐じょう【異常】‥ジヤウ
通常とはちがっていること。並外れたところのあるさま。「この夏は―に暑かった」「―な行動」
▷好ましくない意を込めて使うことが多い。
⇒いじょう‐きしょう【異常気象】
⇒いじょう‐こうせん【異常光線】
⇒いじょう‐しんいき【異常震域】
⇒いじょう‐しんりがく【異常心理学】
⇒いじょう‐せいよく【異常性欲】
⇒いじょう‐ちょうい【異常潮位】
⇒いじょう‐ちょういき【異常聴域】
⇒いじょう‐ぶんべん【異常分娩】
いしょう‐あわせ【衣裳合せ】‥シヤウアハセ
俳優などが衣裳を実際に着て、役柄にあったものを選ぶこと。
⇒い‐しょう【衣裳・衣装】
いしょう‐がさね【衣裳重ね】‥シヤウ‥
江戸時代、遊郭で、9月菊の節句の前後3日間、揚屋あげやの座敷に高位の遊女が各自の小袖や道具などを飾り立てた行事。
⇒い‐しょう【衣裳・衣装】
いしょう‐かた【衣裳方】‥シヤウ‥
俳優の衣裳の保管・整理・修繕をする人。
⇒い‐しょう【衣裳・衣装】
いじょう‐きしょう【異常気象】‥ジヤウ‥シヤウ
まれに発生する気象。多くは災害を伴う。気温・降水量などが過去30年以上にわたって観測されなかったほどの値を示す場合、また、集中豪雨・竜巻などの突発的現象や同じ気象が農作物などに被害がでるほど長期間続く場合にいう。
⇒い‐じょう【異常】
いしょう‐きせ【衣裳着せ】‥シヤウ‥
俳優に衣裳を着せる人。
⇒い‐しょう【衣裳・衣装】
いしょう‐くらべ【衣裳競べ】‥シヤウ‥
女子などが衣裳の美しさをきそいあうこと。
⇒い‐しょう【衣裳・衣装】
いしょう‐けん【意匠権】‥シヤウ‥
産業財産権の一つ。意匠法に基づく権利。特許庁に登録された意匠に係わる物品の製造・使用・譲渡等を排他的・独占的になしうる権利。権利の存続期間は登録の日から15年。
⇒い‐しょう【意匠】
いしょう‐こうこく【意匠広告】‥シヤウクワウ‥
図案・意匠を中心として、それに文字・文案を組み合わせた形式の広告。
⇒い‐しょう【意匠】
いじょう‐こうせん【異常光線】‥ジヤウクワウ‥
「常光線じょうこうせん」参照。
⇒い‐じょう【異常】
いしょう‐ごのみ【衣裳好み】‥シヤウ‥
美服をえりごのみして着用し、また、多くこれを所持することを願うこと。また、その人。衣裳道楽。
⇒い‐しょう【衣裳・衣装】
いしょう‐し【意匠紙】‥シヤウ‥
織物組織を理解しやすくするために用いる意匠図用の方眼紙。
⇒い‐しょう【意匠】
いじょう‐し【異状死】‥ジヤウ‥
自然死ではない死。医師法上、医師に警察署への届出義務が課されている。
⇒い‐じょう【異状】
いじょう‐しんいき【異常震域】‥ジヤウ‥ヰキ
震央より離れていながら震度が大きい地域。日本列島周辺の深発地震で、太平洋岸が地震動を強く感じることなどから初めて確認。
⇒い‐じょう【異常】
いじょう‐しんりがく【異常心理学】‥ジヤウ‥
常態とは異なる心的現象を研究対象とする心理学の一分野。精神病・神経症・精神病質・犯罪、さらに夢なども扱う。精神病理学と重なる部分が多い。
⇒い‐じょう【異常】
いしょう‐ず【意匠図】‥シヤウヅ
意匠紙の上に織物の経糸たていとと緯糸よこいととの組合せを示した図。
⇒い‐しょう【意匠】
いじょう‐せいよく【異常性欲】‥ジヤウ‥
通常状態でない性欲。心理学では量的異常と質的異常(性的倒錯)とに分ける。前者は著しい亢進こうしんまたは低下、後者は性の対象や目標の倒錯を内容とする。なお、正常か異常かの判断は時代・社会・文化によるところがある。
⇒い‐じょう【異常】
いしょう‐だんす【衣裳箪笥】‥シヤウ‥
衣服を収めておく箪笥。
⇒い‐しょう【衣裳・衣装】
いしょう‐ち【遺称地】ヰ‥
遺構・遺跡があったと古くから言い伝えられてきた地。伝承地。
いじょう‐ちょうい【異常潮位】‥ジヤウテウヰ
満潮時より高い水位が数日間持続する現象。海岸に沿って伝播する長周期の波による。
⇒い‐じょう【異常】
いじょう‐ちょういき【異常聴域】‥ジヤウチヤウヰキ
火山の爆発などで著しく大きな音が伝わる時、その中心からある距離のところで音が聞こえなくなり、それより遠方の区域でよく聞こえる現象。音波が上層大気で反射屈折するために起こる。この外側の区域を外聴域という。
⇒い‐じょう【異常】
いしょう‐づくし【衣裳尽し】‥シヤウ‥
美服の贅ぜいを尽くすこと。
⇒い‐しょう【衣裳・衣装】
いしょう‐づけ【衣裳付け】‥シヤウ‥
①俳優の衣裳の着こなしかた。
②衣裳着せ。
③衣裳方が俳優に必要な衣裳を記す帳簿。
⇒い‐しょう【衣裳・衣装】
いじょう‐どうじょ【異乗同除】‥ヂヨ
和算で、比例式による解法。未知数に対応する数を置き、異なる種類の数を掛け、同じ種類の数で割ると答を得る。西洋の三数法に当たる。
いしょう‐とうろく【意匠登録】‥シヤウ‥
意匠法に基づいて、意匠権およびその関連事項を特許庁に登録すること。
⇒い‐しょう【意匠】
いしょう‐どころ【衣裳所】‥シヤウ‥
武家時代に諸大名の邸内で衣裳を蔵し、または裁縫した所。
⇒い‐しょう【衣裳・衣装】
いしょうにほんでん【異称日本伝】
中国・朝鮮の諸書に見える日本に関する記事を編集し、疑問や批判を加えた書。松下見林著。3巻。1693年(元禄6)刊。
いしょう‐にんぎょう【衣裳人形】‥シヤウ‥ギヤウ
衣裳をつけた人形。押し絵と木彫りとがあり、多く俳優・遊女・若衆を主題とし、風俗に主眼をおいたもの。浮世人形。着付け人形。
⇒い‐しょう【衣裳・衣装】
いしょう‐ぬい【衣裳縫い】‥シヤウヌヒ
色縫いのこと。
⇒い‐しょう【衣裳・衣装】
いしょう‐の‐せい【帷牆の制】ヰシヤウ‥
君主が近侍の臣妾のために牽制けんせいされること。
⇒い‐しょう【帷牆】
いしょう‐びいな【衣裳雛】‥シヤウビヒナ
衣裳をつけた人形。
⇒い‐しょう【衣裳・衣装】
いしょう‐びつ【衣裳櫃】‥シヤウ‥
衣裳を入れておく大形の箱。
⇒い‐しょう【衣裳・衣装】
い‐じょうふ【偉丈夫】ヰヂヤウ‥
身体の大きくたくましい男。りっぱな男。
いじょう‐ぶんべん【異常分娩】‥ジヤウ‥
娩出力・胎児・産道などに異常があって、正常な分娩の経過が妨げられるもの。巨大児、未熟児、胎児の位置異常(骨盤位・横位)、早期破水、子宮・膣の奇形、流産、早産など。
⇒い‐じょう【異常】
いしょう‐ほう【意匠法】‥シヤウハフ
工業上利用できる新規な意匠について、登録により独占権を付与し、優れた意匠の創作を奨励するための法律。1959年制定。
⇒い‐しょう【意匠】
いしょう‐まく【衣裳幕】‥シヤウ‥
(→)小袖幕に同じ。
⇒い‐しょう【衣裳・衣装】
いしょう‐もち【衣裳持ち】‥シヤウ‥
衣裳をたくさん持っていること。また、その人。
⇒い‐しょう【衣裳・衣装】
い‐しょく【衣食】
①衣服と食物。
②着ることと食べること。転じて、くらし。くちすぎ。生計。「―の道」
⇒いしょく‐じゅう【衣食住】
⇒衣食足りて礼節を知る
⇒衣食に奔走する
い‐しょく【依嘱】
たのむこと。たよること。
い‐しょく【委嘱】ヰ‥
仕事などを外の人にゆだね頼むこと。任せ頼むこと。委託。「研究を―する」
い‐しょく【移植】
①植物を別の土地へ移し植えること。また、水産の動植物を他の水域へ移動させること。「苗を―する」「西洋の文化を―する」
②㋐〔医〕細胞・組織・臓器など個体の一部を同じ個体の他の部位または異なる個体に植えること。骨髄移植・皮膚移植・骨移植・角膜移植・血管移植・神経移植および心・肝・腎などの臓器移植がある。他の個体への移植には拒絶反応が伴い、移植成立のためにはその抑制が必要である。
㋑〔生〕発生学で、胚の或る部域を他の宿主または同一胚の異なる部分に植え、その発生能力や他の部域に及ぼす影響を調べること。胚移植。
③コンピューターで、特定の機種で動くプログラムを他の機種でも動くようにすること。
⇒いしょく‐ごて【移植鏝】
⇒いしょく‐めんえき【移植免疫】
い‐しょく【異色】
①色が同じでないこと。また、普通とはかわった色。
②かわった特色のあること。「―の人材」「―作」
い‐しょく【遺嘱】ヰ‥
死者の生前の頼み。死後のことについての依頼。遺託。
い‐じょく【居職】ヰ‥
自宅で仕事をする職業。裁縫師・印判師の類。樋口一葉、にごりえ「―に飾かざりの金物をこしらへましたれど」↔出職でしょく
いしょく‐ごて【移植鏝】
野菜・花卉かきを移植するのにつかう小形の鏝。
⇒い‐しょく【移植】
いしょくじ‐ばん【異植字版】
古活字版において、同じ一揃いの活字を用いて同じ内容の書物を再版すること。またその書物。
いしょく‐じゅう【衣食住】‥ヂユウ
衣服と食物と住居。生活の最も基礎となる条件。生活のもとい。くらしむき。
⇒い‐しょく【衣食】
広辞苑 ページ 1040 での【○医者の不養生】単語。