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せ【瀬・湍】🔗⭐🔉
せ【瀬・湍】
①川などの浅くて徒歩で渡れるところ。あさせ。万葉集6「神名火かむなびの淵は浅あせにて―にかなるらむ」
②水流の急なところ。はやせ。〈倭名類聚鈔1〉。「―を乗り切る」
③(渡るための狭い所の意から)
㋐事に出あう時。折。場合。後撰和歌集恋「涙川嬉しき―にも流れあふやと」。「浮かぶ―がない」「又の逢う―」
㋑その場所。立場。新古今和歌集夏「聞かずともここを―にせむ時鳥」。「立つ―がない」
㋒点。ふし。源氏物語柏木「憂きにもうれしき―はまじり侍りけり」
広辞苑 ページ 10780 での【瀬】単語。