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○背負投げを食うせおいなげをくう🔗⭐🔉
○背負投げを食うせおいなげをくう
信用していた相手にきわどい所でそむかれてひどい目にあう。
⇒せ‐おい【背負】
せおい‐ばしご【背負梯子】‥オヒ‥
(→)背負子しょいこに同じ。
⇒せ‐おい【背負】
せ‐おう【世雄】‥ヲウ
〔仏〕世の勇者。仏の称号の一つ。
せ‐お・う【背負う】‥オフ
〔他五〕
①背に負う。背にのせる。狂言、茶壺「このつぼにとうどおさめて背中にきつと―・うて」。「赤ん坊を―・う」
②苦しい仕事や不本意な物事を引き受けて、責任をもつ。「一家を―・う」「借金を―・う」
→しょう(背負う)
せ‐おと【瀬音】
川が浅瀬を流れる水音。せせらぎ。
セオドライト【theodolite】
経緯儀けいいぎのこと。
せ‐およぎ【背泳】
⇒はいえい
ゼオライト【zeolite】
①(→)沸石ふっせき。
②イオン交換性をもつ合成ケイ酸塩の総称。分子ふるい・触媒などに用いる。パームチットの類。合成ゼオライト。
セオリー【theory】
理論。学説。
セオリスト【theorist】
①理論家。
②空論家。
せ‐かい【世界】
①〔仏〕(梵語loka-dhātu)衆生しゅじょうが住む時間・空間。宇宙の中の一区域。一仏の教化する領域。「世」は過去・現在・未来の三世、「界」は東西南北上下を指すとされる。→三千大千世界→娑婆しゃば世界。
②地球上の人間社会のすべて。万国。「―地図」「―一周」
③人の住む所。地方。源氏物語東屋「さる東の方の、はるかなる―に」
④世の中。世間。うきよ。浄瑠璃、八百屋お七「武兵衛に添ふは―の義理」
⑤世間の人。宇津保物語藤原君「―こぞりて申せば」
⑥同類のものの集まり。「学者の―」
⑦ある特定の範囲。「学問の―」「勝負の―」
⑧歌舞伎・浄瑠璃で、戯曲の背景となる特定の時代・人物による類型。「義経記の―」
⇒せかい‐いさん‐じょうやく【世界遺産条約】
⇒せかい‐かん【世界観】
⇒せかいかん‐がく【世界観学】
⇒せかい‐きしょう‐きかん【世界気象機関】
⇒せかい‐きゅうせい‐きょう【世界救世教】
⇒せかい‐きょうかい‐うんどう【世界教会運動】
⇒せかい‐きろく【世界記録】
⇒せかい‐ぎんこう【世界銀行】
⇒せかい‐ぎんこう‐グループ【世界銀行グループ】
⇒せかい‐ご【世界語】
⇒せかい‐こっか【世界国家】
⇒せかい‐さだめ【世界定め】
⇒せかい‐し【世界史】
⇒せかい‐じ【世界時】
⇒せかい‐システム【世界システム】
⇒せかい‐しぜんいさん【世界自然遺産】
⇒せかい‐しみん【世界市民】
⇒せかい‐しゅうきょう【世界宗教】
⇒せかい‐しゅぎ【世界主義】
⇒せかい‐しょくりょう‐けいかく【世界食糧計画】
⇒せかい‐じんけん‐せんげん【世界人権宣言】
⇒せかい‐せいさく【世界政策】
⇒せかい‐せいしん【世界精神】
⇒せかい‐せいふ【世界政府】
⇒せかい‐ぞう【世界像】
⇒せかい‐だい‐きょうこう【世界大恐慌】
⇒せかい‐ちてきしょゆうけん‐きかん【世界知的所有権機関】
⇒せかい‐づれ【世界連れ】
⇒せかい‐てき【世界的】
⇒せかいない‐そんざい【世界内存在】
⇒せかい‐ぶんかいさん【世界文化遺産】
⇒せかい‐ぼうえき‐きかん【世界貿易機関】
⇒せかい‐ほけん‐きかん【世界保健機関】
⇒せかい‐りくじょう‐せんしゅけん【世界陸上選手権】
⇒せかい‐れき【世界暦】
⇒せかい‐れんぽう【世界連邦】
⇒せかい‐ろうれん【世界労連】
せ‐がい【船枻】
①船の舷外に突き出した船梁ふなばりの上に渡した板。艪を漕ぎ、または棹さす所。艪櫂ろかい。後には船縁ふなべりをいう。
②(「枻」と書く)香炉や建水で、口の縁の形が「せがい」1に似ているもの。
③香炉で、内壁の灰に埋もれず現れた部分。
せが‐い【清和井】‥ヰ
①汲み取るためにせき止めた清水。
②京都市西京区大原野にあった井。神楽歌、採物「大原や―の清水」
せ‐がい【世外】‥グワイ
世俗をはなれた所、また、境遇。日葡辞書「カノヒトハセグヮイノテイデゴザル」
ぜがい【善界・是界・是我意】
能。竹田法印定盛作。唐土の天狗善界坊が日本に渡り、愛宕山の太郎坊を語らって比叡山を陥れようとし敗退する。
⇒ぜがい‐そう【善界草】
せかい‐いさん‐じょうやく【世界遺産条約】‥ヰ‥デウ‥
(Convention Concerning the Protection of the World Cultural and Natural Heritage)1972年にユネスコで採択された条約。正式には「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」。各国が世界的に貴重な自国の文化遺産・自然遺産を報告し登録すること、各国の拠出による世界遺産基金を設けて遺産の保護にあてることなどを規定。
→文献資料[世界遺産条約]
⇒せ‐かい【世界】
せがい‐いん【清和井院】‥ヰヰン
清和院せいわいんの別称。
せかい‐かん【世界観】‥クワン
(Weltanschauung ドイツ)世界を全体として意味づける見方。人生観よりも包括的。単なる知的把握にとどまらず、より直接的な情意的評価を含む。楽天主義・厭世主義・宿命論・宗教的世界観・道徳的世界観などの立場がある。→世界像。
⇒せ‐かい【世界】
せかいかん‐がく【世界観学】‥クワン‥
(Weltanschauungslehre ドイツ)歴史的に存在するもろもろの世界観を、その根源たる生の現実に対する態度と関連させつつ、類型的に比較・考察する哲学的研究。代表者はディルタイ。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐きしょう‐きかん【世界気象機関】‥シヤウ‥クワン
(World Meteorological Organization)1951年設立の国連専門機関。日本は53年加盟。気象情報の速やかな交換、気象観測の基準化や、気象学の航空・航海・農業への応用などの面で国際協力を行う。WMO
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐きゅうせい‐きょう【世界救世教】‥キウ‥ケウ
1935年に岡田茂吉(1882〜1955)が開いた神道系新宗教。47年日本観音教団を作り、50年世界メシヤ教(のち世界救世教)に改組。岡田は生き神の救世主(メシヤ)として、地上天国の実現を約束。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐きょうかい‐うんどう【世界教会運動】‥ケウクワイ‥
(Ecumenical Movement)20世紀初頭にプロテスタント教会から起こった、キリスト教の諸教会合同の運動。ジュネーヴに本部をもつ1948年結成の世界教会協議会はその具体化。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐きろく【世界記録】
競技などで、世界の最高記録。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐ぎんこう【世界銀行】‥カウ
国際復興開発銀行(IBRD)と国際開発協会(IDA)のこと。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐ぎんこう‐グループ【世界銀行グループ】‥カウ‥
(→)世界銀行に、姉妹機関である国際金融公社(IFC)・多数国間投資保証機関(MIGA)・国際投資紛争解決センター(ICSID)を合わせたものの称。
⇒せ‐かい【世界】
せかいくにづくし【世界国尽】
唱歌体で世界の地理・歴史を述べた書。福沢諭吉著。6冊。1869年(明治2)刊。
せかい‐ご【世界語】
(universal language)(→)国際語に同じ。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐こっか【世界国家】‥コク‥
(world-state)各国の主権を制限して世界全体を単一の国家に組織しようとする理想。世界連邦・世界政府ともいう。この考え方は古代から存在し、第二次大戦後は戦争への反省および核兵器の脅威から提唱された。→コスモポリタニズム。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐さだめ【世界定め】
江戸歌舞伎で、顔見世狂言に上演すべき世界8を定める儀式。9月12日に行われた。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐し【世界史】
統一的な連関をもつところの全体としてとらえられた人類の歴史。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐じ【世界時】
(universal time)グリニッジ子午線上における平均太陽時(真夜中を0時とする)をもって世界中一律に用いる時法。1925年制定。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐システム【世界システム】
ウォーラーステインが提起した概念。世界全体が包摂されている単一の近代資本主義システム。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐しぜんいさん【世界自然遺産】‥ヰ‥
「世界遺産条約」参照。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐しみん【世界市民】
(cosmopolitan イギリス・Weltbürger ドイツ)世界国家または世界共同体の成員。ストア学派およびキリスト教的社会観から由来し、近代ではカントが永久平和の前提として構想。世界公民。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐しゅうきょう【世界宗教】‥ケウ
民族をこえて世界で広く信仰される宗教。キリスト教・イスラム教・仏教などをいう。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐しゅぎ【世界主義】
コスモポリタニズムの訳語。→世界国家。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐しょくりょう‐けいかく【世界食糧計画】‥リヤウ‥クワク
(World Food Programme)国連の食糧援助機関。低所得国への食糧援助のほか、穀物の国際備蓄を行う。1961年国連総会と国連食糧農業機関(FAO)の決議により設立。本部はローマ。WFP
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐じんけん‐せんげん【世界人権宣言】
1948年の国連総会で採択された宣言。前文と本文30カ条から成る。法的拘束力はないが、国際的にすべての人およびすべての国が尊重しなければならない人権の共通の基準を示したものとして重要な意義をもつ。→人権宣言。
→文献資料[世界人権宣言]
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐せいさく【世界政策】
世界的規模をもつ積極的対外政策。特に19世紀末以来顕著となった列強の帝国主義的対外膨張政策。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐せいしん【世界精神】
①世界を支配統制する原理を人間の精神になぞらえて命名したもの。神と同じ意味の場合もあるが、神よりは低い精神と考える場合が多い。世界霊魂。
②ヘーゲルの歴史哲学では世界史の諸段階を貫いて自己を展開し実現する理性的精神。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐せいふ【世界政府】
(→)世界国家に同じ。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐ぞう【世界像】‥ザウ
(Weltbild ドイツ)ある一定の科学の立場からする世界全体の見方。従って情意的態度を含まない。例えば物理学的世界像。→世界観。
⇒せ‐かい【世界】
ぜがい‐そう【善界草】‥サウ
(花が能の善界坊のかぶる「しゃぐま」に似ているからという)オキナグサの異称。
⇒ぜがい【善界・是界・是我意】
せかい‐だい‐きょうこう【世界大恐慌】‥クワウ
(The Great Depression)1929年アメリカの株価大暴落に始まった世界的規模の経済恐慌。数年にわたって世界全体に蔓延し、当時の資本主義経済を脅かした。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐ちてきしょゆうけん‐きかん【世界知的所有権機関】‥イウ‥クワン
(World Intellectual Property Organization)産業財産権と著作権の保護のための国際協力機構。1970年に設立、74年に国連の専門機関となる。96年、コンピューター‐ネットワークに対応した著作権新条約を採択。WIPO
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐づれ【世界連れ】
世間一般。世間並み。毛詩抄「此文公と云た人は、―の人では無いぞ。勝れた人ぢやぞ」
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐てき【世界的】
一国に限らず全世界に関係のあるさま。世界全体から見てもすぐれているさま。「―な不況」「―名声」「―な舞踊家」
⇒せ‐かい【世界】
せかいない‐そんざい【世界内存在】
(In-der-Welt-Sein ドイツ)ハイデガーが「存在と時間」で提示した基礎的存在論の中心概念の一つ。さまざまな存在者と関わり合いながら世界の中に住みついている人間(現存在)の本質的構造をいう。ハイデガーに先行して1908年の「茶の本」(岡倉天心)の独訳書に見える(荘子の「処世」の英訳Being-in-the-worldの独訳)。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐ぶんかいさん【世界文化遺産】‥クワヰ‥
「世界遺産条約」参照。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐ぼうえき‐きかん【世界貿易機関】‥クワン
(World Trade Organization)ガットに代わって、世界貿易の自由化と秩序維持とを目ざす国際機関。鉱工業製品や農産物のほか、通信・金融などのサービスや知的所有権をも含む世界貿易を統括する。1995年に発足。本部はジュネーヴ。WTO
⇒せ‐かい【世界】
ぜがいぼうえまき【是害房絵巻】‥バウヱ‥
1308年(延慶1)成立の絵巻。中国の天狗是害房が叡山の高僧に挑んで敗退する話を描く。原本はなく、京都曼殊院蔵2巻(1354年(文和3)写)が現存唯一の完本。
せかい‐ほけん‐きかん【世界保健機関】‥クワン
(→)WHOに同じ。
⇒せ‐かい【世界】
せ‐かいらぎ【背梅花皮】
鮫皮さめがわで、頭から尾まで背筋に沿って梅花の形に似た大きな粒のあるもの。また、その皮で刀剣の鞘や柄を巻いたもの。浄瑠璃、持統天皇歌軍法「三尺二寸の―」
せ‐かいらげ【背梅花鮫】
(→)「せかいらぎ」に同じ。好色一代男2「―の長脇差」
せかい‐りくじょう‐せんしゅけん【世界陸上選手権】‥ジヤウ‥
1983年ヘルシンキで始まった国際的な陸上競技大会。2年に1回開催。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐れき【世界暦】
日付と週日との関係を固定するように考案した暦法。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐れんぽう【世界連邦】‥パウ
(→)世界国家に同じ。
⇒せ‐かい【世界】
せかい‐ろうれん【世界労連】‥ラウ‥
世界労働組合連盟(World Federation of Trade Unions)の略称。1945年創立の国際的労働組合組織。49年反共派が脱退して国際自由労連を結成。WFTU
⇒せ‐かい【世界】
せ‐がえ【瀬替】‥ガヘ
河川の人工的な流路変更のこと。戦国時代末期から江戸時代にかけて行われた治水の一工法。江戸初期、伊奈備前守が行なった利根川・荒川の瀬替がその代表例。つけかえ。
せ‐がえし【背返し】‥ガヘシ
古着を縫いなおす時、前身頃まえみごろの縫いこみを背中にまわすこと。
せ‐がき【施餓鬼】
〔仏〕飢餓に苦しんで災いをなす鬼衆や無縁の亡者の霊に飲食を施す法会。今日では盂蘭盆会と混同。水陸会。施餓鬼会。〈[季]秋〉。→盂蘭盆。
施餓鬼(1)
撮影:関戸 勇
施餓鬼(2)
撮影:関戸 勇
⇒せがき‐ぶね【施餓鬼船】
せがき‐ぶね【施餓鬼船】
河川や海上で施餓鬼を行う時に出す船。浮世風呂4「両国から―にでも乗りやせうか」
⇒せ‐がき【施餓鬼】
せ‐がしら【瀬頭】
瀬のはじまる所。ゆるやかな流れから波がたちはじめて瀬になりかかる所。太平記19「川の―に打ちのぞみ」↔瀬尻
せか・す【急かす】
[一]〔他五〕
(→)「せかせる」に同じ。「仕事を―・す」
[二]〔他下二〕
⇒せかせる(下一)
せか‐せか
①物言い・動作などが落ち着かず気ぜわしいさま。浄瑠璃、心中宵庚申「口―とせはしきは」。「―走り回る」
②せせこましいさま。こせこせ。狂言、鼻取相撲「大名の―置かうより、一度にどつと八千人抱へう」
せか・せる【急かせる】
〔他下一〕[文]せか・す(下二)
いそがせる。せきたてる。
せ‐かっこう【背恰好】‥カウ
⇒せいかっこう


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