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○善書紙筆を択ばずぜんしょしひつをえらばず🔗⭐🔉
○善書紙筆を択ばずぜんしょしひつをえらばず
「能書筆を択ばず」に同じ。→能書(成句)
⇒ぜん‐しょ【善書】
せんじ・る【煎じる】
〔他上一〕
(→)「煎ずる」に同じ。
せん‐しん【先臣】
主君に対して、自分の亡父を指す語。
せん‐しん【先秦】
中国史で、前221年の秦による統一国家成立以前の時期。先秦時代。
⇒せんしん‐ぶんがく【先秦文学】
せん‐しん【先進】
①年齢・学芸・地位などが他より先に進んでいること。また、その者。先輩。
②他より進歩・発達していること。「―技術」
↔後進。
⇒せんしん‐こく【先進国】
せん‐しん【専心】
その事だけに心を注ぐこと。専念。「学問に―する」「一意―」
せん‐しん【浅深】
(古くはセンジンとも)浅いことと深いこと。深浅。
せん‐しん【撰進】
詩歌・文章を作ったり集めたりして天皇に奉ること。
せん‐しん【潜心】
心を落ち着けて、ひたすら考えること。没頭。
せん‐しん【線審】
テニス・フットボールなどで、ボールが規定の線から出たか否かなどを判定する人。ラインズマン。
せん‐しん【賤臣】
①身分の低い臣。
②主君に対していう臣下の謙称。
せん‐じん【千仞・千尋】
(「仞」「尋」は長さの単位)山などの非常に高いこと。谷などの非常に深いこと。「―の谷」
せん‐じん【先人】
①前代の人。昔の人。前人。「―の跡をたどる」
②亡父。また、祖先。
せん‐じん【先陣】‥ヂン
①陣立てで本陣の前に配置された部隊。さきぞなえ。さきて。先鋒。「―を承る」
②いちばんのり。さきがけ。先登。「―争い」
せん‐じん【戦陣】‥ヂン
①戦いのための陣営。また、戦場。「―に赴く」
②戦いの陣立て。戦法。「―をしく」
⇒せんじん‐くん【戦陣訓】
せん‐じん【戦塵】‥ヂン
戦場に起こるちり。転じて、戦争のさわぎ。戟塵げきじん。
せん‐じん【撰人】
著作に従事する人。撰者。
せん‐じん【賤人】
身分のいやしい者。賤者。
せん‐じん【繊塵】‥ヂン
こまかいちり。繊埃せんあい。
ぜん‐しん【全身】
からだ全体。総身そうみ。渾身こんしん。
⇒ぜんしんせい‐エリテマトーデス【全身性エリテマトーデス】
⇒ぜんしんせい‐こうかしょう【全身性硬化症】
⇒ぜんしん‐ぜんれい【全身全霊】
⇒ぜんしん‐ますい【全身麻酔】
ぜん‐しん【前身】
①この世に生まれ出る前の身。前世の身。今昔物語集2「王は―の時、善根を修し給へりけるに依りて」
②境遇の変化する以前の身分・職業。また、団体・組織などが現在のようになる以前の形。「東京大学の―は開成所である」
ぜん‐しん【前信】
以前に出した手紙。先便せんびん。
ぜん‐しん【前秦】
五胡十六国の一つ。351年、氐てい族の苻健が建てた国。3代苻堅の時、一時華北を統一、西域に及ぶ。6世で後秦に滅ぼされた。秦。(351〜394)
ぜん‐しん【前進】
①前へ進むこと。
②物事がよい方向へ進むこと。進歩。「学力に―が見られる」
↔後退。
⇒ぜんしんてき‐ろんしょう【前進的論証】
ぜん‐しん【前審】
前の審理。「―の判決」
ぜん‐しん【前震】
大きな地震に先立って起こる前触れの小さい地震。予震。→本震
ぜん‐しん【染心】
〔仏〕煩悩にけがれた心。
ぜん‐しん【善心】
①良心に恥じない心。道徳にかなった心。善良な心。
②〔仏〕煩悩にけがされない清浄な心。平家物語10「悪心のみさへぎりて、―はかつて発おこらず」
ぜん‐しん【善神】
正法しょうぼうを守る神。福を与える神。
ぜん‐しん【漸進】
段階を追って次第に進むこと。「―的」
⇒ぜんしん‐しゅぎ【漸進主義】
ぜん‐じん【全人】
知・情・意の完全に調和した円満な人格者。
⇒ぜんじん‐きょういく【全人教育】
ぜん‐じん【前人】
前代の人。昔の人。先人。
⇒ぜんじん‐みとう【前人未到】
⇒ぜんじん‐みとう【前人未踏】
ぜん‐じん【前腎】
脊椎動物の個体発生で最初に形成される排泄器官。円口類では生涯にわたり機能するが、魚類・両生類では幼生期の一定期間機能したのち退化、哺乳類・鳥類・爬虫類では痕跡的に形成される。頭腎。
ぜん‐じん【善人】
⇒ぜんにん
ぜんしん‐きょう【全真教】‥ケウ
中国金代に興った庶民道教。開祖は王重陽(王喆おうてつ)。道教の福禄寿思想に儒教の五倫五常、仏教の戒律などをとりいれ、三教を調和した新道教で、元代には中国南部にも広まった。
ぜんじん‐きょういく【全人教育】‥ケウ‥
知識・技術に偏することなく、人間性を全面的・調和的に発達させることを目的とする教育。
⇒ぜん‐じん【全人】
せんじん‐くん【戦陣訓】‥ヂン‥
1941年(昭和16)東条英機陸相の名で全陸軍に下された、戦時下における将兵の心得。「生きて虜囚の辱はずかしめを受けず」の句が知られる。
⇒せん‐じん【戦陣】
せんしん‐こく【先進国】
経済や文化の面で比較的進歩した国。↔後進国
⇒せん‐しん【先進】
ぜんしん‐ざ【前進座】
劇団名。1931年(昭和6)4代河原崎長十郎・3代中村翫右衛門かんえもんらが歌舞伎界の門閥制度刷新などを目指して結成。歌舞伎劇のほか新劇・大衆演劇の上演、集団生活・共産党集団入党・劇場開設など独自の活動を行う。
ぜんしん‐しゅぎ【漸進主義】
急激な手段を避け、順を追って徐々に進もうとする立場。↔急進主義
⇒ぜん‐しん【漸進】
せん‐しんせい【鮮新世】
(Pliocene)地質年代の新生代第三紀中を五つに区分したうち最後の時代。約530万年前から180万年前まで。→地質年代(表)
ぜん‐しんせい【漸新世】
(Oligocene)地質年代の新生代第三紀中を五つに区分したうち3番目の時代。約3400万年前から2300万年前まで。→地質年代(表)
ぜんしんせい‐エリテマトーデス【全身性エリテマトーデス】
(systemic lupus erythematosus)「エリテマトーデス」参照。
⇒ぜん‐しん【全身】
ぜんしんせい‐こうかしょう【全身性硬化症】‥カウクワシヤウ
「強皮症」参照。
⇒ぜん‐しん【全身】
ぜんしん‐ぜんれい【全身全霊】
身も心も全部。「―をささげる」
⇒ぜん‐しん【全身】
ぜん‐じん‐だい【全人代】
全国人民代表大会の略称。
ぜんしんてき‐ろんしょう【前進的論証】
(progressive probation)前提から一歩一歩理由を積み重ねてゆき最後に結論に到達する論証の仕方。順進的論証。↔後退的論証
⇒ぜん‐しん【前進】
せんしんどうさっき【洗心洞箚記】
(洗心洞は著者の家塾の名)大塩中斎(平八郎)著の読書録。2巻。1833年(天保4)家塾版刊。読書の感想を記す形式で中斎自身の思想を語る。
→文献資料[洗心洞箚記]
ぜんしん‐に【善信尼】
古代の渡来人、司馬達等しばたつとの娘。日本で最初の尼僧。敏達天皇朝に他の二人の尼と共に奈良の桜井道場(後の豊浦寺とゆらでら)に住む。用明天皇朝に百済に赴き、正式に受戒して帰国。(574〜 )
せんしん‐ばんく【千辛万苦】
さまざまのつらいことや苦しいこと。多くの辛苦。
せんしん‐ぶんがく【先秦文学】
先秦時代の韻文・散文の総称。すなわち詩経・書経・春秋左氏伝・孟子・荀子・老子・荘子・墨子・管子・韓非子・楚辞など。
⇒せん‐しん【先秦】
ぜんしん‐ますい【全身麻酔】
中枢神経系を麻痺させることによって、全身的に意識・感覚・自発運動を消失させる麻酔法。↔局所麻酔
⇒ぜん‐しん【全身】
ぜんじん‐みとう【前人未到】‥タウ
(→)前人未踏に同じ。
⇒ぜん‐じん【前人】
ぜんじん‐みとう【前人未踏】‥タフ
①いまだかつて誰も足を踏み入れていないこと。「―の地」
②まだ誰もやっていないこと。前人未到。「―の連勝記録」
⇒ぜん‐じん【前人】
せん‐す【扇子】
おうぎ。〈[季]夏〉。「―を使う」
⇒せんす‐ぐるま【扇子車】
⇒せんす‐ばら【扇子腹】
センス【sense】
①物事の微妙な感じをさとる働き・能力。感覚。「―のいい服」「ユーモアの―がある」
②思慮。分別。
せん・す【僭す】
〔自サ変〕
身分を越えて目上の人のまねをする。僭越なふるまいをする。
せん‐ず【線図】‥ヅ
①線によって表現された図。
②物の形状や作用を説明する図。設計図など。
③要素やシステムの特性、二つの量の間の関係などを表したグラフ。
せん・ず【先ず】
〔自サ変〕
さきんずる。源氏物語若菜上「おほいまうち君に―・ぜられて、ねたくおぼえはべる」
せん‐ず【為んず】
(セントスの約)しようとする。
せん‐すい【泉水】
庭園中の池。いずみ。
せん‐すい【浅水】
あさい水。
⇒せんすい‐は【浅水波】
せん‐すい【潜水】
水中にもぐること。
⇒せんすい‐い【潜水衣】
⇒せんすい‐かん【潜水艦】
⇒せんすい‐きょう【潜水橋】
⇒せんすい‐ぎょぎょう【潜水漁業】
⇒せんすい‐てい【潜水艇】
⇒せんすい‐びょう【潜水病】
⇒せんすい‐ふ【潜水夫】
⇒せんすい‐ふく【潜水服】
⇒せんすい‐ぼかん【潜水母艦】
せんすい‐い【潜水衣】
(→)潜水服に同じ。
⇒せん‐すい【潜水】
せんすい‐かん【潜水艦】
潜航して敵に接近し、魚雷やミサイルによる攻撃を行い、または通商破壊・遠距離偵察などの任務をもつ艦艇。第二次大戦後は核ミサイル搭載の原子力潜水艦の出現により、戦略核の重要な一翼を担う。
⇒せん‐すい【潜水】
せんすい‐きょう【潜水橋】‥ケウ
(→)沈下橋に同じ。
⇒せん‐すい【潜水】
せんすい‐ぎょぎょう【潜水漁業】‥ゲフ
潜水して行う漁業。海人あまによって行われる。素潜りのほか、潜水器を使用した潜水器漁業もある。→雑漁業。
⇒せん‐すい【潜水】
せんすい‐てい【潜水艇】
①小型の潜水艦。潜航艇。
②潜水して海洋や海底の調査をするために作られた耐圧構造の船。
⇒せん‐すい【潜水】
せんすい‐は【浅水波】
水深に比して波長が長い波。津波・潮汐波など。→深水波
⇒せん‐すい【浅水】
せんすい‐びょう【潜水病】‥ビヤウ
(→)ケーソン病に同じ。
⇒せん‐すい【潜水】
せんずい‐びょうぶ【山水屏風】‥ビヤウ‥
情趣ある風景のなかに人物を配した屏風絵の平安時代における呼び名。特に密教寺院で灌頂かんじょうの儀式に用い、中世以後はその寺院に関係ある景観を描く風習をも生じた。
せんすい‐ふ【潜水夫】
潜水して作業をする人。
⇒せん‐すい【潜水】
せんすい‐ふく【潜水服】
潜水する時に着用する装備。潜水冠・ゴム製服・鉛製の靴および送気管・排気管・通信装置などから成り、水上のポンプから空気を送って作業する。潜水衣。→スキューバ→ウェット‐スーツ。
⇒せん‐すい【潜水】
せんすい‐ぼかん【潜水母艦】
潜水艦に武器・燃料・糧食などを補給し、潜水艦乗組員の休養施設を有し、または潜水艦隊の旗艦となる軍艦。
⇒せん‐すい【潜水】
ぜん‐すう【全数】
①全体の数量。全部の数。
②〔生〕基本数の2倍の染色体数。↔半数。→二倍体。
⇒ぜんすう‐ちょうさ【全数調査】
ぜんすう‐ちょうさ【全数調査】‥テウ‥
統計調査を行う際、対象となるものをもれなく調査すること。国勢調査はその例。悉皆しっかい調査。センサス。↔標本調査
⇒ぜん‐すう【全数】
せんす‐ぐるま【扇子車】
上棟式のとき棟の上に建てる飾り。棒の上端に3面の扇を開いて円形としたものを取り付け、左右に荒苧あらお3筋ずつ、また、五色の絹を垂れたもの。扇車。
⇒せん‐す【扇子】
せん‐すじ【千筋】‥スヂ
細い縦縞の模様。→縞織物(図)。
⇒せんすじ‐こより【千筋紙縒】
⇒せんすじ‐ぞめ【千筋染】
せんすじ‐こより【千筋紙縒】‥スヂ‥
細い紙縒を幾筋となくより合わせた太い紙縒。
⇒せん‐すじ【千筋】
せんすじ‐ぞめ【千筋染】‥スヂ‥
千筋を染め出したもの。好色一代女1「―の黄無垢の上に」
⇒せん‐すじ【千筋】
せんす‐ばら【扇子腹】
(→)扇腹おうぎばらに同じ。
⇒せん‐す【扇子】
せん‐スペクトル【線スペクトル】
特定の波長のところに現れる線状のスペクトル。原子が放射または吸収する光は、線スペクトルをなす。
せん‐すべ‐なし【為ん術無し】
なすべきてだてがない。
せんず‐まんざい【千秋万歳】
中世芸能。正月、唱門師が門に立ち、祝言を述べて歌い舞うもの。宮中にも参入。鳥兜とりかぶとを着けて、扇を持ち、傍で鼓を打つなどした。後世の三河万歳などの源流。
せんずり
手淫。〈日葡辞書〉。「―を掻かく」
せん・する【宣する】
〔他サ変〕[文]宣す(サ変)
広く告げ知らせる。布告する。「開会を―・する」
せん・する【撰する】
〔他サ変〕[文]撰す(サ変)
(センズとも)
①述べ作る。書物をあらわす。
②編纂する。栄華物語月宴「廿巻―・ぜさせ給へるぞかし」
せん・ずる【煎ずる】
〔他サ変〕[文]煎ず(サ変)
薬・茶などを煮出す。
せん・ずる【詮ずる】
〔他サ変〕[文]詮ず(サ変)
筋道を追ってよく考える。つきつめて考える。
せんずる‐ところ【詮ずる所】
(「所詮」を訓読した語)つまるところ。つまり。結局。所詮。平家物語3「―、此の趣をこそ披露仕り候はめ」。「―彼も人の子だった」
せんずる‐に【詮ずるに】
〔副〕
つきつめて考えてみると。結局。「―生とは死への道程である」
せん‐せ【先世】
(センゼとも)〔仏〕(→)前世ぜんせに同じ。
ぜん‐せ【前世】
(ゼンゼとも)
[一]〔名〕
〔仏〕三世の一つ。現世に生まれ出る前の世。過去世。前の世。先の世。今昔物語集1「衆の善悪の果報、皆―の業因に依て也」
[二]〔副〕
(下に打消を伴って)かつて。これまで。狂言、松楪まつゆずりは「―下された事は無けれども、お流れを下さるる」
せん‐せい【先世】
祖先。また、亡父。→せんせ
せん‐せい【先生】
①先に生まれた人。↔後生こうせい。
②学徳のすぐれた人。自分が師事する人。また、その人に対する敬称。「徂徠―」「お花の―」
③学校の教師。「担任の―」
④医師・弁護士など、指導的立場にある人に対する敬称。「―に診てもらう」
⑤他人を、親しみまたはからかって呼ぶ称。
⇒先生と呼ばれるほどの馬鹿でなし
せん‐せい【先制】
機先を制すること。先手をとること。「―点」
⇒せんせい‐こうげき【先制攻撃】
せん‐せい【先聖】
先代の聖人。特に、周公の称。また、唐の太宗以後、孔子の称。
⇒せんせい‐せんし【先聖先師】
せん‐せい【宣制】
宣命せんみょうの文を読みあげること。毎段落に「諸もろもろ聞し召せと宣のる」とあり、ここで群臣が再拝する。
せん‐せい【宣誓】
①ちかいをのべること。ちかうこと。「選手―」
②〔法〕証人・鑑定人・通訳人などが、その供述の真実または鑑定・通訳の誠実を誓うこと。
せん‐せい【専制・擅制】
独断で思いのままに事を決すること。
⇒せんせい‐くんしゅ【専制君主】
⇒せんせい‐せいじ【専制政治】
⇒せんせい‐せいたい【専制政体】
せん‐せい【専政】
①独断で政治を行うこと。
②専制政治。
せん‐せい【泉声】
泉の水の流れ出る音。
せんせい【陝西】
(Shanxi)中国北西部の黄土高原にある省。東は黄河、北は長城を境とし、中央部には渭河平原が拡がる。面積約21万平方キロメートル。戦国の秦の地。別称、秦・関中。略称、陝。省都は西安。→中華人民共和国(図)
せん‐せい【戦勢】
たたかいの形勢。
せん‐せい【潜勢】
内面にひそんで現れない勢力。潜勢力。
⇒せんせい‐てき【潜勢的】
せん‐せい【蝉声】
蝉せみのなくこえ。〈日葡辞書〉
せん‐ぜい【占筮】
筮竹で卦けを立て、六十四卦のいずれに当たるかを検して吉凶を占うこと。
せん‐ぜい【氈城】
陣屋。陣営。太平記3「―皆帷幕を低たる」
せん‐ぜい【蝉蛻】
①せみのぬけがら。うつせみ。蝉衣。
②超然として世俗を脱け出ること。迷いから抜け出すこと。蝉脱せんだつ。解脱げだつ。
ぜん‐せい【全盛】
①この上なく盛んなこと。栄華を極めること。「―を誇る」「―時代」
②よくはやること。遊女などの、客の多いこと。浄瑠璃、夕霧阿波鳴渡「殊に―して親方に大分儲けてくれられた此の太夫」
③みえ。おごり。好色一代女4「我が女の手前の―こそ愚かなれ」
ぜん‐せい【前世】
①⇒ぜんせ。
②昔。いにしえ。前代。
ぜん‐せい【前星】
[晋書天文志上、二十八舎]皇太子の異称。
ぜん‐せい【前聖】
前の世に出た聖人。
ぜん‐せい【善政】
正しくよい政治。人民のためになる政治。太平記16「悪逆無道の臣に随つて―有徳の君を背き奉りける事」。「―を敷く」
ぜん‐ぜい【善逝】
〔仏〕(梵語sugata)仏十号ぶつじゅうごうの一つ。悟りの彼岸に去って再び迷いの生死海に堕ちない者の意。平家物語1「明王の制止を加ふるは―の加護也」
ぜん‐せいき【前世紀】
今世紀の一つ前の世紀。また、はるか昔。「―の遺物」
せんせい‐くんしゅ【専制君主】
専制政治を行う君主。
⇒せん‐せい【専制・擅制】
せんせい‐こうげき【先制攻撃】
先手を取って敵を制しようと攻めること。
⇒せん‐せい【先制】
せんせい‐じゅつ【占星術】
(astrology)古代のバビロニア・ペルシア・インド・アラビア・中国などに始まり、中世に盛んに行われた一種の占い。天体、特に惑星の位置や運行によって人や国家の吉凶・運命を占った。近世以前の天文学の形態。
ぜんせいしょく‐せい【全整色性】
(→)パンクロに同じ。
ぜんせいしょく‐フィルム【全整色フィルム】
すべての可視光に感光する写真用のフィルム。パンクロ‐フィルム。
せんせい‐せいじ【専制政治】‥ヂ
(despotism)支配者層と被支配者層とが身分的に区別されていた前近代社会において、身分的支配層が行なった統治。大衆の参加を前提とした独裁政治とは異なる。近世初頭の君主制に顕著。専政。
⇒せん‐せい【専制・擅制】
せんせい‐せいたい【専制政体】
君主などが専制政治を行う政治体制。↔立憲政体
⇒せん‐せい【専制・擅制】
ぜんせい‐せつ【前成説】
生物の成体の雛形ひながたが、すでに卵または精子中にできあがっているという説。19世紀初めまで支配的だった。入れ子説。→後成説
せんせい‐せんし【先聖先師】
孔子と顔回。
⇒せん‐せい【先聖】
せんせい‐てき【潜勢的】
(→)潜在的に同じ。
⇒せん‐せい【潜勢】
広辞苑 ページ 11252 での【○善書紙筆を択ばず】単語。