ぜんわん‐ぶち【
膳椀淵】
伝説で、頼むと膳や椀をそろえて貸してくれるという淵。返さない人があったので、それから貸さなくなったなど伝える。椀貸し淵。
○漸を追ってぜんをおって
少しずつ。だんだんと。
⇒ぜん【漸】
○先を越すせんをこす
相手に先んじて事をする。夏目漱石、明暗「先を越す積でゐたのに、却つて先を越されたといふ拙
まずい感じが胸の何処かにあつた」
⇒せん【先】
○善を責むるは朋友の道なりぜんをせむるはほうゆうのみちなり
[孟子
離婁下]善を積極的にすすめるのは、朋友として努めるべき道である。
⇒ぜん【善】