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○反りが合わないそりがあわない🔗⭐🔉
○反りが合わないそりがあわない
(刀の反りが鞘さやと合わない意から)気心が合わない。夏目漱石、彼岸過迄「世間に有勝がちな反そりの合ない本当の親子よりも」
⇒そり【反り】
そり‐かえ・る【反り返る】‥カヘル
〔自五〕
①甚だしくそる。後ろの方へそりまがる。黒岩涙香、生命保険「顔の色を替へ後ろの椅子に―・りしがこの世の別れ」
②体を後ろにそらして、いばるさまをする。そっくりかえる。ふんぞりかえる。「―・って陳情をきく」
そり‐かた【反り形】
そった形。
そり‐がたな【反り刀】
刀身が弧状をした刀。
そり‐くい【剃杭・剃杙】‥クヒ
剃った髭ひげのあとに少し伸びた毛を杭に見立てた語。万葉集16「法師らが鬢ひげの―馬繋ぎ」
そり‐くつがえ・る【反り覆る】‥クツガヘル
〔自四〕
そりかえる。枕草子70「物もまだ言はぬちごの、―・り、人にもいだかれず泣きたる」
そり‐け【剃毛】
剃り落とした毛。
そり‐こ【反子】
①島根県の中海なかうみを中心に用いる小漁船。舳へが著しく反っていることからの名という。
②近世、越前丹生にゅう郡海岸の澗主まぬしに隷属していた漁民の称。明暦(1655〜1658)年間出雲から漂着したという。
そりこ【蘇利古】
雅楽の高麗楽こまがく、高麗壱越調こまいちこつちょうの曲。四人舞。襲かさね装束に巻纓けんえいの冠、蔵面ぞうめんを着け、楚ずばえを持って舞う。竈祭舞かまどまつりのまい。
そり‐こぼ・つ【剃り毀つ】
〔他四〕
毛を剃り落とす。剃る。そりこぼす。浄瑠璃、国性爺後日合戦「月代さかやき頭に―・ち」
そり‐こみ【剃込み】
生え際を深く剃り込むこと。また、その剃った部分。
そり‐こ・む【剃り込む】
〔他五〕
深く剃る。
そり‐さげ【剃下げ】
頭髪を広く剃り下げて両鬢りょうびんを細く残したもの。卑しくて野暮なものとされた。
そり‐さ・げる【剃り下げる】
〔他下一〕[文]そりさ・ぐ(下二)
頭の頂から髪を下の方へと剃る。
そり‐す・つ【剃り捨つ】
〔自下二〕
頭を剃ってしまう。出家することにいう。奥の細道「―・てて黒髪山に衣がへ」
ソリスト【soliste フランス】
独唱者。独奏者。ソロイスト。
ぞり‐ぞり
①髪を剃るさま。また、その音。じょりじょり。
②(幼児語)頭髪。また、散髪。浮世風呂3「大分―が生えました」
そり‐だか【反高】
弦つるを張らない弓の反りの強いこと。強弓にいう。→弓矯ゆだめ
そり‐だし【橇出し】
積雪中を、橇で材木を運び出すこと。
そり‐た・つ
〔自四〕
語義未詳。すっくと立つ、または、進んで立つ意かという。古事記上「天の浮橋に浮きじまり―・たして」
ソリダリティー【solidarity】
①連帯。連帯性。
②連帯責任。
ソリッド【solid】
①かたいこと。堅固なこと。
②固体状であること。固形の。「―‐タイプ」
⇒ソリッド‐ステート【solid-state】
⇒ソリッドステート‐アンプ
ソリッド‐ステート【solid-state】
固体の性質を利用した半導体素子の電子回路や装置。ダイオード・トランジスタ・ICの類。
⇒ソリッド【solid】
ソリッドステート‐アンプ
(solid-state amplifier)トランジスターを増幅素子とするアンプ。
⇒ソリッド【solid】
ソリトン【soliton】
〔理〕粒子のようにふるまう孤立した波。空間の一部に局限された波が、時間がたっても同じ形のまま移動し相互作用するもの。1965年に発見。
そり‐はし【反り橋】
中央の高く弓状にそった橋。枕草子92「宣耀殿せんようでんの―に」
そり‐は・つ【逸り果つ】
〔自下二〕
全くそれる。それて飛び去る。
そり‐はふ【反破風】
凹形の曲線形をなす普通の形の破風。照り破風。↔起破風むくりはふ
ソリブジン【sorivudin】
発売禁止になった帯状疱疹に対する抗ウイルス剤。1993年に発売されたが、発売直後に抗癌剤5‐フルオロウラシルとの併用で死亡者が出たため回収。
そり‐まゆみ【反檀弓】
そりが高くて強いまゆみの弓。新撰六帖5「いたづらにまだ手も触れぬ―人は推したるはりごとなせそ」
そり‐み【反り身】
①身体を後方にそらすこと。
②刀身の反ったもの。
⇒反り身になる
広辞苑 ページ 11678 での【○反りが合わない】単語。