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たき‐ぎ【薪】🔗🔉

たき‐ぎ】 (焚木の意)かまど・炉などに焚く木。たきもの。まき。三蔵法師伝延久承暦頃点「薪タキキ尽きて」 ⇒たきぎ‐のう【薪能】 ⇒たきぎ‐の‐ぎょうどう【薪の行道】 ⇒薪尽く ⇒薪に油を添える ⇒薪に花 ⇒薪を樵る ⇒薪を抱きて火を救う ○薪尽くたきぎつく [法華経序品「仏此の夜滅度して、薪尽き火滅ぶが如し」] ①釈尊入滅のこと。源氏物語若菜上「仏の御弟子のさかしき聖だに、…薪尽きける世の惑ひは深かりけるを」 ②人が死ぬこと。源氏物語御法「惜しからぬこの身ながらも限りとて薪尽きなんことの悲しさ」 ⇒たき‐ぎ【薪】 ○薪に油を添えるたきぎにあぶらをそえる さらに勢いを添えることのたとえ。火に油を注ぐ。 ⇒たき‐ぎ【薪】 ○薪に花たきぎにはな 賤しい姿の粗野なうちにも、ゆかしくやさしい風情のあるたとえ。 ⇒たき‐ぎ【薪】

広辞苑 ページ 12057 での単語。