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○罪がないつみがない🔗🔉

○罪がないつみがない ①無邪気である。悪気がない。「子供は―」 ②責任がない。「彼女には―」 ⇒つみ【罪】 つみ‐がみ摘み髪】 後家の茶筌ちゃせん髪。転じて、後家。徳和歌後万載集「こと人を思ひにつくる―やなきつま櫛もさすが忘れて」 つみ‐き積木】 ①木を積むこと。また、その積んだ木。 ②種々の形状の木片を積み上げて色々の物の形をつくる遊び。また、その玩具。「―の家」 つみ‐きん積金】 金銭を積み貯えること。また、その貯えた金銭。貯金。積立金。洒落本、玉菊灯籠弁「三味線箱の―で明りもとぼさぬ人形が」。「定期―」 つみ‐くさ摘み草】 春の野に出て、若菜や草花を摘むこと。〈[季]春〉 つみ‐ごえ積み肥(→)堆肥たいひに同じ。 つみ‐こみ積込み】 車や船などに、積みこむこと。 つみ‐こ・む積み込む】 〔他五〕 船・車などの中に荷を積んで入れる。「燃料を―・む」 つみさり‐ごと罪避り事】 罪をのがれようとしてすること。源氏物語末摘花「わが常に責められ奉る―に、心苦しき人の御物思ひや出で来ん」 つみさり‐どころ罪避り所】 弁解や謝罪をして罪をのがれる余地。源氏物語夢浮橋「見奉る人も―なかるべし」 つみ‐さ・る罪避る】 〔自四〕 弁解や謝罪をして、罪をのがれる。源氏物語夕霧「人の聞きおぼさむ事の―・らむ方なきに」 つみし積石・礎】 (ツミイシの約)礎いしずえ。推古紀「法興寺の刹の柱の―の中に置く」 つみ‐しろ罪代】 つみのあがない。罪ほろぼし。宇津保物語田鶴群鳥「その―にはよろこびをしてよ」 つみ・する罪する】 〔他サ変〕[文]つみ・す(サ変) ①罪であるとしてこれを責めとがめる。 ②罪を定めて刑に処する。つみなう。罰する。更級日記「このをのこ―・しれうぜられば、我はいかであれと」 つみ‐た摘田】 水の多い水田などで、別に苗代なわしろを作らず、じかに籾もみを蒔き、苗になってから多過ぎる所を適宜に間引きする田。蒔田。 つみ‐だか積高】 積んだ総高。積載量。 つみ‐だし積出し】 品物を積みだすこと。出荷。「―港」 つみ‐だ・す積み出す】 〔他五〕 品物を船または車などに積んで送り出す。出荷する。「初物を―・す」 つみ‐たて積立て】 ①つみたてること。 ②積立金の略。 ⇒つみたて‐きん【積立金】 つみたて‐きん積立金】 ①積み立てておく金銭。つみきん。 ②企業会計上、利益の留保額のうち、特定または不特定の目的のために積み立てられた部分。利益準備金と任意準備金からなる。広義には秘密積立金も含む。 ③会社法上の利益剰余金。利益準備金および任意積立金等からなる。 ⇒つみ‐たて【積立て】 つみ‐た・てる積み立てる】 〔他下一〕[文]つみた・つ(下二) だんだん積んで貯える。次第に積んで多くする。「毎月―・てた金」 つみ‐だる積樽】 祝いに酒樽を積み上げて飾ること。 つみ‐ち積地】 船に貨物を積み入れる場所。 つみ‐つくり罪作り】 ①罪をおかすこと。特に人や生物いきものを殺し、または苦しめること。また、その人。 ②純真な者を苦しめるような行為・振舞いをすること。「―な人だ」 つみ‐とが罪科】 つみととが。罪過。「なんの―もない子供」 つみとばつ罪と罰】 (Prestuplenie i nakazanie ロシア)ドストエフスキーの長編小説。1866年刊。貧乏学生ラスコーリニコフは、非凡人にはすべてが許されるという空想に捉えられて金貸しの老婆を殺す。しかし娼婦ソーニャに支えられ、流刑地で再生への道を歩み始める。 つみ‐と・る摘み取る】 〔他五〕 植物の芽・実などを、指でつまんで取る。比喩的に、事が大きくならないうちに取り除く。「新茶を―・る」「悪の芽を―・る」 つみ‐な摘み菜】 芽を出して間もない若い菜を摘みとること。また、その菜。 つみ‐な・う罪なふ・誅ふ‥ナフ 〔他四・下二〕 罪に処する。罪する。神代紀「先づ此の神を―・ひて」 つみ‐なえ罪なへ‥ナヘ 罪すること。推古紀「罰つみなえは罪に在きてせず」 つみ‐なお・す積み直す‥ナホス 〔他五〕 積んだものを改めて積む。つみかえる。

広辞苑 ページ 13249 での○罪がない単語。