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つみ【罪】🔗🔉

つみ】 ①悪・穢けがれ・禍わざわいなど、神の禁忌をおかし、その報いを受けるべき凶事。古事記「生剥いきはぎ、逆剥さかはぎ…の―の類たぐいを種々くさぐさぎて、国の大祓おおはらえをして」 ②社会の規範・風俗・道徳などに反した、悪行・過失・災禍など。また、その行いによって受ける罰。竹取物語「かぐや姫は―を作り給へりければ、…―の限り果てぬれば」。「―をつぐなう」「―に服する」 ③刑罰を科せられる不法行為。法律上の犯罪。「―を犯す」 ④仏教で、その教法を破る行為。あるいは、その人の背負っている罪業。紫式部日記「―深き人は、またかならずしもかなひ侍らじ、前の世知らるることのみ多う侍れば」 ⑤キリスト教で、神の言葉にそむくこと。「―を告白する」 ⑥悪いことや行いに対する自覚、もしくは責任。蜻蛉日記「―もなく、さりげもなくいふ」。「子どもに―はない」 ⑦無慈悲なこと。思いやりのないこと。「―な事をする」 ⇒罪がない ⇒罪無くして配所の月を見る ⇒罪を着せる ⇒罪を悪んで人を悪まず

広辞苑 ページ 13247 での単語。