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○手薬煉引くてぐすねひく🔗🔉

○手薬煉引くてぐすねひく ①手に薬煉くすねをひく。保元物語「大鏑を打ちくはせて、てぐすねひきてためらひ見るほどに」→くすね。 ②十分に用意して今か今かと機会を待つ。てぐすねをひく。浄瑠璃、女殺油地獄「そりやそりや来たぞと三人が手ぐすね引いたる顔色」。「てぐすねひいて待つ」 ⇒て‐ぐすね【手薬煉】 て‐ぐすみ手ぐすみ(→)「てぐすね」に同じ。竹斎「―してぞとびしさる」 で‐くすみ出くすみ】 (デグスミとも) 出がけになって手間どること。出るべき時にしりごみすること。出すくみ。出くすね。浄瑠璃、新版歌祭文「ハテ―をして居るは」 てぐす‐むすび天蚕糸結び】 糸と糸をつなぐ結び方の一つ。 天蚕糸結び ⇒てぐす【天蚕糸】 て‐くせ手癖】 手のくせ。「―を直す」 ⇒手癖が悪い で‐ぐせ出癖】 外出する習慣。また、外出したがる性癖。外出癖。

広辞苑 ページ 13452 での○手薬煉引く単語。