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○点滴石をも穿つてんてきいしをもうがつ🔗⭐🔉
○点滴石をも穿つてんてきいしをもうがつ
「雨垂れ石を穿つ」に同じ。→雨垂れ(成句)
⇒てん‐てき【点滴】
てんてこ‐まい【てんてこ舞い】‥マヒ
(テンテコは里神楽などの太鼓の擬音語。「天手古舞い」は当て字)ひどくいそがしくて落ち着かないこと。うろたえて騒ぐこと。「―のいそがしさ」「応対に―する」
てん‐てつ【点綴】
⇒てんてい
てん‐てつ【顛跌】
①ころびたおれること。
②事がくいちがって失敗すること。
でん‐てつ【電鉄】
電気鉄道の略。
てんてつ‐き【転轍機】
鉄道線路の分岐する箇所につけ、これを切り換えて車両を他の線路に導く装置。ポイント。分岐器。
てんてつ‐せいきん【点鉄成金】
漢詩で、平凡な詩句に手を加えて見違えるように作りかえること。黄庭堅の語。
てんで‐に
〔副〕
(「手に手に」の転)
①各自の手に。平家物語4「都合その勢一千人、―たい松持つて如意が峰へぞ向かひける」
②めいめいに。思い思いに。各自に。てんでんに。「―勝手なことを言い出す」
でんで‐むし【蝸牛】
カタツムリの異称。→ででむし
てん‐てん
(幼児語)てぬぐい。
てん‐てん【天天】
(幼児語)
①頭。つむり。浮世風呂2「―をお動かしだと、ぞりぞりが剃れませんね」
②手で頭を軽く打つ児戯。「おつむ―」
てん‐てん【点点】
①点をうったようにここかしこにちらばるさま。「家が―と建つ」
②雫しずくなどのしたたり落ちるさま。「―と血がしたたる」
てん‐てん【転転】
①それからそれへ伝わり行くさま。日葡辞書「コノヲシエ(教)テンデンシテキタ」。「―と渡り歩く」
②ころがってゆくさま。「ボールが―と転がる」
てん‐てん【輾転・展転】
①めぐること。ころがること。
②ねがえりすること。ふしまろぶこと。
⇒てんてん‐はんそく【輾転反側】
てん‐でん
(「手に手に」の転)
①各自。めいめい。それぞれ。謡曲、道成寺「すはすは動くぞ、祈れただ、引けや―に」→てんでに。
②自分。自分自身。人情本、春色辰巳園「それお見な。―がせつこむくせに」
⇒てんでん‐ばらばら
てん‐でん【典殿】
後宮十二司の殿司とのもづかさの次官。とのものすけ。
でん‐でん
①太鼓・鼓の音。
②太棹の三味線の音。転じて、義太夫節の俗称。
⇒でんでん‐たいこ【でんでん太鼓】
でん‐でん【田田】
①この田あの田。転じて、物の連なるさま。
②蓮の葉が水面にならび浮かぶさま。
でんでん‐こうしゃ【電電公社】
日本電信電話公社の略称。
でんでん‐たいこ【でんでん太鼓】
振鼓ふりつづみに模して小形にした玩具。小さい張子はりこの太鼓に柄をつけ、左右に鈴などのついた糸を垂らしたもの。柄を持って振れば鈴は鼓面を打って鳴る。江戸時代に流行。
でんでん太鼓
でんでん太鼓(愛知)
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
⇒でん‐でん
てんでん‐ばらばら
めいめいが勝手気ままにふるまうさま。めいめいの考えや行動がまとまらないさま。「―に行動する」「―な考え」
⇒てん‐でん
てんてん‐はんそく【輾転反側】
[詩経周南、関雎]思いなやんで、幾度もねがえりして眠られないこと。
⇒てん‐てん【輾転・展転】
でんでん‐むし【蝸牛】
カタツムリの異称。〈[季]夏〉。→ででむし
てん‐と【奠都】
都を定めること。「平安―」
テント【tent】
雨露・寒暑を防ぎ或いは露営するため、支柱を立て布を張り覆う軽便な家屋。天幕。「―を張る」
てん‐と
〔副〕
①(下に打消の語を伴って)とんと。まるで。全く。狂言、釣女「―聞えぬ」
②(下に打消の語を伴わないで)このうえなく。ずんと。浄瑠璃、菅原伝授手習鑑「名ばかり聞いて逢うたは今、―御器量」
でん‐と【田堵】
田畑と宅地。田宅。
でん‐と【電鍍】
電気鍍金でんきときんの略。→電気めっき
でん‐と
〔副〕
①大きくて重いものが動かしようもなく場所を占めて目立つさま。「壺が床の間に―据えてある」
②態度が落ち着きはらって堂々としているさま。「―座る」「―構える」
でん‐ど【出所】
①人の多く出る所。大勢の人の見ている所。晴れの場所。人なか。浄瑠璃、曾根崎「あの生玉の―にて」
②最後に出るべき所。公儀。おおやけ。法廷。浄瑠璃、曾根崎「かうたくんだ事なれば―へ出ても己が負け」
⇒でんど‐ざた【出所沙汰】
てん‐とう【天統】
①自然ののり。
②天子の系統。皇統。
てん‐とう【天道】‥タウ
①天地を主宰する神。天帝。上帝。宇津保物語俊蔭「娘は―にまかせ奉る」→てんどう。
②太陽。日輪。「お―さま」
⇒てんとう‐しん【天道神】
⇒てんとう‐ぞ【天道ぞ】
⇒てんとう‐ばな【天道花】
⇒てんとう‐ぼこり【天道ぼこり】
⇒てんとう‐ぼし【天道干し】
⇒てんとう‐まかせ【天道任せ】
⇒天道人を殺さず
てん‐とう【典当】‥タウ
質におくこと。また、しちもつ。担保。抵当。
てん‐とう【店頭】
みせさき。たなさき。「―販売」
⇒てんとう‐かぶ【店頭株】
⇒てんとう‐しじょう【店頭市場】
⇒てんとう‐とうろく‐めいがら【店頭登録銘柄】
⇒てんとう‐とりひき【店頭取引】
てん‐とう【点灯】
ともしびをつけること。あかりをともすこと。
⇒てんとう‐しいく【点灯飼育】
てん‐とう【点頭】
うなずくこと。承知すること。
てん‐とう【転倒・顛倒】‥タウ
①さかさになること。さかさにすること。「主客―」「本末―」
②ひっくりかえること。ひっくりかえすこと。「斜面で―する」
③あわて惑って、度を失うこと。狼狽ろうばい。「気が―する」
→てんどう(顛倒)。
⇒てんとう‐おんどけい【転倒温度計】
⇒てんとう‐だっせん【転倒脱線】
てん‐とう【奠湯】‥タウ
送葬の際に死者に湯を供える禅宗の仏事。
てん‐とう【纏頭】
(古くはテンドウ)
①歌舞・演芸などをした者に、褒美ほうびとして与えるもの。もとは衣服をぬいで与え、その頭に纏まとわせた。かずけもの。古今著聞集6「今夜の―は他の人に及ぶべからず、用枝一人にあるべし」
②当座の祝儀として与える金銭。はな。祝儀。
てん‐どう【天堂】‥ダウ
①天上にあって神仏のいますという殿堂。天宮。
②天上界。天国。
てん‐どう【天童】
①〔仏〕仏法を守護する鬼神または天人などが少年の姿をとって人界に現れたもの。大鏡道長「―などのおりきたるとこそ見えさせ給ひしか」
②祭礼などの時、天人に扮する童男・童女。稚児。
てんどう【天童】
山形県東部の市。もと織田氏2万石の城下町。下級武士の内職として始められた将棋駒の製造は有名。天童温泉がある。人口6万4千。
天童 舞鶴公園
撮影:山梨勝弘
てん‐どう【天道】‥ダウ
①天帝の道。超自然の宇宙の道理。
②天体の運行。また、その道。
③〔仏〕(→)天6㋑に同じ。
→てんとう。
⇒てんどう‐きょう【天道教】
⇒天道是か非か
てん‐どう【転動・顛動】
①ころがすこと。
②取り乱しあわてること。動転。〈日葡辞書〉
てん‐どう【顛倒】‥ダウ
〔仏〕煩悩などのため、誤った見方・在り方をすること。真理に違うこと。日葡辞書「テンダウメイマウ(迷妄)」→てんとう(転倒)
でん‐とう【田頭】
田のほとり。田のかたわら。東鑑1「信遠が宅前―に留め訖おわんぬ」
でん‐とう【伝灯】
〔仏〕法灯を師から弟子へと伝えること。承け伝えた法脈。
でん‐とう【伝統】
ある民族や社会・団体が長い歴史を通じて培い、伝えて来た信仰・風習・制度・思想・学問・芸術など。特にそれらの中心をなす精神的在り方。「―を受け継ぐ」「―のある学校」
⇒でんとう‐しゅぎ【伝統主義】
⇒でんとうてきけんぞうぶつ‐ほぞんちく【伝統的建造物保存地区】
⇒でんとうてき‐ろんりがく【伝統的論理学】
でん‐とう【電灯】
電力を利用した灯火。特に白熱電球によるものを指す。電気灯。島崎藤村、家「古めかしい奥座敷に取付けられた白い―の蓋かさの下で」
でん‐どう【伝動】
機械装置で、動力を他の部分に伝えること。
⇒でんどう‐そうち【伝動装置】
でん‐どう【伝道】‥ダウ
主にキリスト教で、その教旨を伝え宣のべて未信仰者に入信を促すこと。ミッション。
⇒でんどう‐きょうかい【伝道協会】
⇒でんどう‐し【伝道師】
でん‐どう【伝導】‥ダウ
①つたえみちびくこと。
②(conduction)
㋐〔理〕熱または電荷が物質の中を移動する現象。→熱伝導→電気伝導。
㋑〔生〕神経や筋肉などの細胞を、細胞膜の興奮が伝わる現象。→伝達
でん‐どう【殿堂】‥ダウ
①広大壮麗な建物。殿宇。堂宇。「白亜はくあの―」
②ある分野の中枢となる建物。「文化の―」「野球―」
③神仏を奉祀した建物。
でん‐どう【電動】
電気で動くこと。
⇒でんどう‐き【電動機】
⇒でんどう‐し【電動子】
⇒でんどう‐しゃ【電動車】
⇒でんどう‐はつでんき【電動発電機】
てんとう‐おんどけい【転倒温度計】‥タウヲン‥
海中や湖沼の調査において、中層以深の水温を測るのに用いる温度計。転倒機構のある採水器に取りつける。目標深度で温度計を転倒させて水銀糸を切断し、その示度を引上げ後も保つ。
⇒てん‐とう【転倒・顛倒】
てんとう‐かぶ【店頭株】
金融商品取引所を通さず、証券会社の店頭で売買される非上場株。店頭登録銘柄と店頭管理銘柄とがある。↔上場株。
⇒てん‐とう【店頭】
てんとう‐き【天灯鬼】
奈良興福寺にある、灯籠を左肩にかつぐ鬼の姿の木像。1215年(建保3)康弁作。もと西金堂に安置。寄木造、彩色。竜灯鬼と対をなす。
でんどう‐き【電動機】
電機子コイルに流れる電流と磁界との相互作用によって回転力を発生する機械。直流式と交流式とがある。モーター。
⇒でん‐どう【電動】
てんどう‐きょう【天道教】‥ダウケウ
朝鮮の東学の正統を継承する宗教。孫秉
スンビョンヒ(1861〜1922)が1905年宣布。三‐一独立運動の中心勢力の一つ。→侍天教
⇒てん‐どう【天道】
でんどう‐きょうかい【伝道協会】‥ダウケフクワイ
キリスト教伝道のため、宣教師派遣の目的で設立された団体。
⇒でん‐どう【伝道】
てんどう‐じ【天童寺】
中国浙江省寧波市にある太白山の一峰、天童山にある禅寺。西晋の頃、義興が建立。歴代皇帝の保護を受け、また宋代に寺号を景徳禅寺と改める。中国五山の一つ。日本からの栄西・道元・雪舟らも参禅した。
でんどう‐し【伝道師】‥ダウ‥
教旨を伝えひろめる人。特にキリスト教で牧師・司祭に準ずる者。北村透谷、伝道師の将来「方今の―多くは薄給に泣けり」
⇒でん‐どう【伝道】
でんどう‐し【電動子】
「電機子でんきし」参照。
⇒でん‐どう【電動】
てんとう‐しいく【点灯飼育】
養鶏の一方法。鶏舎の点灯時間を加減し、生殖腺を刺激して、産卵を増加させる。
⇒てん‐とう【点灯】
てんとう‐しじょう【店頭市場】‥ヂヤウ
店頭取引2の行われる証券売買市場。第三市場。
⇒てん‐とう【店頭】
でんどう‐しゃ【電動車】
電動機および電動機制御用装置を備えて、動力車として付随車を牽引しまたは単独で走行し得る鉄道車両。
⇒でん‐どう【電動】
でんとう‐しゅぎ【伝統主義】
(traditionalisme フランス)一般的には旧来の伝統を尊重し、改革に反対する主義をいう。歴史的には18世紀啓蒙思想への反動として19世紀初めにフランスに現れた中世の宗教的伝統を固守しようとする立場や、19世紀末フランスにおいて自由主義・科学主義への反動として起こった文学運動などを指し、王党主義・カトリック主義の立場を支持する。
⇒でん‐とう【伝統】
てんとう‐しん【天道神】‥タウ‥
日神ひのかみと大日如来の両部習合思想から、太陽を神格化したもの。
⇒てん‐とう【天道】




広辞苑 ページ 13698 での【○点滴石をも穿つ】単語。